マグたま

歴史、主に仮想戦記を書いていく予定です。よろしくお願いします

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記事一覧

仮想戦記を書くにあたって

#noteでよかったこと                            というタグに便乗して自分語りをさせていただきます。 まず初めに僕はこのnoteは物書きとし…

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3年前

時代への叛逆

我が国は敗北してはいない 我らの星条旗はただ無益なる戦争の前に星を付き合わせたくなかっただけだ。そう指し示ししただけなのだ。 然し、あぁそう言い聞かせても彼ら独…

マグたま
3年前

時事を歴史で紐解く文系高専生

歴史は公民に実用性の観点で劣る……これは客観的にみて真であろう。むしろ歴史という旧来の遺物が何らかの時事に対応できるのか、と言われて解答できるほど僕も歴史の全能…

マグたま
4年前

大陸軍は歴史の暗部と化す。過去のナポレオン1世の如く____

過ぎた過去の事さえ持ち出され扇情的に書き立てられた新聞記事は、当然彼らの意中のものでは無かった。だが、もう既に一種の倦怠感がそこにあったのも否めない。 そもそも…

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4年前
1

興隆は陽と共に酔狂に沈む

ー手記ー 「………ありえない………」 上級将校は頭を抱え、高級官僚達もまた、飽くなき会議に忙しなく性根を詰め果てている。ここはグラスゴー、近頃は海を隔てた頭まで…

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4年前
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第1章 抗せぬ現実

……まさかまさか、首を振ってみるが現実は、現状はいかなる僕の 動作にも適切な回答を持ち合わないまま時計の針だけが刻々と進む 冷静さを取り戻せていない実に熱狂的な…

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4年前
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Lost Past

実の所僕は自他共に認める集団生活に酷く暗い人間だ。 そんな僕がこの学園寮に入寮しようとしたのには 並々ならぬ覚悟と努力を要するに値する魅力があったからだ まぁそ…

マグたま
4年前

仮想戦記を書くにあたって

#noteでよかったこと                            というタグに便乗して自分語りをさせていただきます。

まず初めに僕はこのnoteは物書きとしてとてもいいツールだと考えています。まだひよっこでペーペーの僕ですが、こうして文章を気軽に公開できるのはこのnoteの利点であると同時に(ある程度の注目があることが前提ではありますが)noteの特長として意見を相互的に言い合えると

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時代への叛逆

我が国は敗北してはいない

我らの星条旗はただ無益なる戦争の前に星を付き合わせたくなかっただけだ。そう指し示ししただけなのだ。

然し、あぁそう言い聞かせても彼ら独軍に我々は世間の目は敗北したとしか映らないであろう。民族自決を謳った我が証文も、それに協調してくれた我が国民の栄誉もまた、時代の奔流に流されゆくならばいっそ____

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時事を歴史で紐解く文系高専生

歴史は公民に実用性の観点で劣る……これは客観的にみて真であろう。むしろ歴史という旧来の遺物が何らかの時事に対応できるのか、と言われて解答できるほど僕も歴史の全能感を感じてはいない。

だが、昨今のコロナウイルス騒動を前に有効な対応を取れない理由は歴史的観点から解析する事も不可能では無いのだ。今回はそれを証明する事で友人らのいう歴史の不必要性を否定していきたいと考えている。

先ず、コロナウイルスの

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大陸軍は歴史の暗部と化す。過去のナポレオン1世の如く____

過ぎた過去の事さえ持ち出され扇情的に書き立てられた新聞記事は、当然彼らの意中のものでは無かった。だが、もう既に一種の倦怠感がそこにあったのも否めない。

そもそも、だ。1914年のあの時から果てしない”戦闘”を続けてきたのは紛れもなく彼らと独軍の2通りしか存在してはいなかった。

イギリス軍はBEFを派遣したが本格的に国力を費やしたのはそれから数ヶ月先のことであったし、ロシア軍は中途で完全に崩壊し

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興隆は陽と共に酔狂に沈む

ー手記ー

「………ありえない………」

上級将校は頭を抱え、高級官僚達もまた、飽くなき会議に忙しなく性根を詰め果てている。ここはグラスゴー、近頃は海を隔てた頭までが海洋に流されたのか潰瘍に悩まされいるのか民族自決などという愚昧な主義を掲げる某国のせいで民族運動が多発している地域でもある。本当になぜこんな所に政府首脳陣を集めたのか……あぁ、そうだったな、そうだったよなぁ!

私の思考を阻害したのは

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第1章 抗せぬ現実

……まさかまさか、首を振ってみるが現実は、現状はいかなる僕の

動作にも適切な回答を持ち合わないまま時計の針だけが刻々と進む

冷静さを取り戻せていない実に熱狂的な頭で必死に思い出す……

〜(回想)……「おい知ってるか?俺たち、エスカレーター式でMZ高校に上がる

よな?あの学校の学生寮の噂を」

幼馴染が興奮して僕に声をかけて来るが、僕は生返事を彼にかけるのと

自制を促す為にも彼の話を遮りこ

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Lost Past

実の所僕は自他共に認める集団生活に酷く暗い人間だ。

そんな僕がこの学園寮に入寮しようとしたのには

並々ならぬ覚悟と努力を要するに値する魅力があったからだ

まぁその件はおいおい話すとして、だ

先ずは……その覚悟と努力をひっくり返しかねない

この状況を打破する方法を誰でも良いから僕に授けてくれないか?