生だから、おいしい。【MAGURONESIAって何?】

当社(FTI JAPAN株式会社)のオリジナルブランド「MAGURONESIA/マグロネシア」とは、インドネシア海域の水揚げで獲られた天然・生・無添加のマグロを示しています。日本とインドネシアによる、「世界に展開していく世界規模のマグロ諸島」の意味を込めた造語です。(ネシア=”諸島”を指します)


【MAGURONESIAを通じてFTIJAPANが伝えたいコト】
現在、インドネシア漁労従事者は、残念なことに低所得者に分類されます。FTI JAPANが取り扱うマグロの輸入先の一つ、マルク州では一人当たりGDPが1日500円以下*1での暮らしを強いられているのが現状です。

出典:Badan Pusat Statistik Per Capita Gross Regional Domestic Product at Current Market Prices by Province, 2010-2017 (Thousand Rupiahs) (バダン統計センター 1人当たりの地域内総生産、地域別市場価格、2010〜2017(https://www.bps.go.id/)より、2017年マルク州統計データを0.00776円/ルピアにて換算

実はインドネシアは、業界人なら誰でも知っているマグロ大国。
世界有数の水産資源を保有していますが、未だ十分に資源を活用できず、この国の漁業者の所得は低いままです。
その主な理由として、

 ①漁業技術が未発展、鮮度維持技術が未発展
 ②魚の加工技術、目利き技術に乏しく、出荷してもクレームが多く事業化が困難
 ③産地である各島々から運ばれてくる際にコールドチェーンが確立されておらず、輸送途中で品質が劣化する

上記の理由から、結果として安く買い叩かれてしまうというのが現状です。

そこで当社では、この国から真の「美味しい」を作り出すために、創業から一貫して課題解決に取り組んできました。

産地が必要とする技術や情報を提供し、日本基準のHACCP衛生管理、品質規格の厳格化、商品開発を進めてきています。

しかしまだまだ十分な指導ができておらず、水揚げされたマグロから日本に送れるものはわずか10分の1。
一日中検品しても2、3本しか送れない日だってあります。

そんな未だスッタモンダの現地から、これだ!と思うマグロを厳選し、一度も冷凍せずに生のまま、インドネシアから空輸で送ります。

ノンフローズンだから解凍後のドリップがなく、旨みが逃げません。まぐろの香り、もっちりとした食感が特徴です。

私たちの取り組みを皆様に知ってほしい、味わってほしいという気持ちから、MAGURONESIAブランドを立ち上げました。


【この事業を通じて】

「MAGRONESIA/マグロネシア」を立ち上げたFTI JAPANは、「持続可能な開発目標:SDGs」を具体的な取り組みとして事業を行っています。

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「MAGURONESIA/マグロネシア」ブランドを介した主な取り組みは

「1:貧困をなくそう」現地漁民へ貢献するフェア・トレード
「4:質の高い教育をみんなに」日本IT企業の教育ツールを用いた技術指導
「14:海の豊かさを守ろう」水産資源管理を徹底した水揚げ
「17:パートナーシップで目標を達成しよう」国営水産企業との良好なパートナーシップ

皆さまにお届している天然キハダマグロはこのような取り組みの中で商品化されました。「MAGRONESIA/マグロネシア」のマグロを食べていただくことで、社会貢献に直接的にかかわることができます。

食べて終わり、ではなく「責任ある消費」「社会貢献」を推進していきます。


【さらなる高品質、安全性を目指して】

インドネシアに行ったことのない方も多いかもしれません。もしかしたら不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

見えない産地との距離感を縮め、品質を上げていくために、今後も継続的な現場指導や、食卓までの物流をさらに厳しく管理するためのIT技術を導入していきます。

管理・指導ITツールの活用:https://ftijapan.co.jp/2019/02/25/nikkei-soeasy/

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