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マグノリアの家
2023年12月9日 16:05
2012年の12月9日は前の晩から大変な日だった。当時もうすぐ2歳になろうというるるが、2度目のお産をした。いつ生まれてもいいように、産箱はわたしの布団の隣に設えてあった。前の晩のるるの様子で、今晩だなというのはわかっていた。深夜を回ってうとうとし始めた御前2時過ぎ、陣痛の末、１ぴきの仔猫がするりと出てきた。呼吸をして元気に鳴いている。ほっとする。次、もう１ぴき出てくるはず。でもその
2023年7月12日 00:34
組織細胞剤注射のあと、調子が上向きなあと。今日血液検査に行ってきた。BUNとクレアチニンは若干悪化しているけれど、横這いと見ていいでしょう、とのこと。アンモニアが大きく改善していた。まだ基準値よりは上だけれど若干になっている。体重も3.42Kgと受診初めてから一番増えてる。元気になった分、採血時には暴れていた。。。点滴も嫌がるようになったものね。。。
2023年7月6日 17:50
あとが若返った。なんだか立体的に見える。組織細胞剤注射というのを試したのだ。抗生剤を切って5日で再び歯茎に膿が出てしまい、別の病院を受診した。もともとあとのお母さんのるるちゃんが、どうも腰が痛そうなので鍼灸をやってくれる病院を探していたところ、そこが東洋治療や自然療法で口腔ケアもできるとあったので、るるだけでなくあとも予約をとって受診してきた。普通の西洋医学では根治には抜歯が必要で、そのため
2023年7月2日 21:35
抗生剤を切って5日目。代わりのサプリメントをはじめて3日目。昨日から食べが悪かった。今日新しいカリカリが届いて、あとはその試供品が好きだったので、これなら食べてくれるだろうと上げたけれど、食べない。今日は週2回の点滴の日。点滴をすると元気になる子もいるので、点滴したら食べてくれるかなと点滴するも、やはり食べない。欲しがるそぶりはするのに、目の前に出されると匂いを嗅いでやめてしまう。痛み
2023年6月27日 23:22
抗生剤を8日飲んで、下顎の痛みは治ってる。完治には抜歯が必要だけれど、あとの腎臓では必要になる全身麻酔ができないのでサプリメントで対応することにする。体重盛り返して3.34kg。いいね。先生にも表情もはっきりしてるし毛艶もいいって褒められる。次は7月中旬の診察。元気に来てねって言われて、あぁそうか、それは当たり前じゃないんだと気付かされる。
2023年6月25日 21:31
あとがstage4と診断されてからほぼ1か月。週2回の点滴、今日はあとも籠の中で落ち着いていて、ゆっくり撫でている間に輸液が落ち切った。私だけじゃなくてあとも慣れたのが、ほっとするのと合わせてしんみりする。
2023年6月4日 23:16
2023年6月3日は小望月。まだうす桃色で明るい東の空に、透き通るようなまぁるい月がのぼった。透き通るまぁるい月はゆうちゃんの月。ゆうちゃんがまぁるい目をして覗いてる。ゆうちゃん、あとちゃんはゆうちゃんにそっくりな顔をするようになったよ。ゆうちゃん、あとちゃんと一緒にいてあげてね。ちからになってあげてね。ゆうちゃんにしてあげられなかったこと、あとちゃんにしてあげられるかなぁ。そした
2023年6月3日 21:33
「あとのばか」河川敷に下りて、最初に口をついて出た言葉だった。動物高度医療センターの検査を待つ間、目の前の多摩川河川敷は週末の台風を前にしっとり水に包まれたような薄曇りで、アカツメクサ、ヒメジオン、シロツメクサ、ニワゼキショウ、豆の花、葛のつる、他にも名前を知らない小さな黄色や紫の花、ひらひらと舞う紋白蝶、紋黄蝶、広い河川敷は人の生活空間を遠くに押しやって、時間の流れもきっとカチカチと秒を
