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ヤッコの一日一筆

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#コラム

雪降るんじゃなかったの

 今日の天気は予報だと雪。
 僕は一年で1番雪という自然現象が好きなので朝からウキウキワクワクだったんだけれど、用事の前と後、あるのはずっと雨ばかり。
 雪が降ったら庭駆け回るとされている犬も引くほど庭駆けずり回る予定だったのでパワーが溢れまくりでございます。

こうなってくるとほぼ日記

 コラムという体を保つために「○○」について、というフォーマットで展開してきた一日一筆コラム、もうタイトルが普通につき始めてあんま関係なくなってきてる。
 日記は日記で書いてるからここでは違うものを記したいんだけど、まぁ続けてれば難しいと思う「谷の瞬間」もある。今はそれに甘えようと思う。

買ったのはねぇ

 予定は未定、何が起こるかわからないのが常の人生なので、せっかくだから僕はそれを楽しんでいる。
 今日はちょっとした買い物をしようとしていたら友人が一緒についてきてくれることになった。
 人知れず買うよりもそれをその瞬間に楽しんでくれる人が居た方がいい買い物。

 楽しく二貫、お買い上げ。

「切迫」について

 目の前に壁が迫っているノリで、予定が僕に切迫してくる。日々やらなきゃいけないこととか習慣づけようとしてることとかあるのに、急な用事が予定となって僕に襲いくる。

 忙しないねぇ、人生は。楽しいなぁ、人生は。

「川上之嘆」について

川上之嘆(せんじょうのたん)
 無情に過ぎ行く時間への嘆き。過ぎた歳月は、川の水と同じで、二度と元へは戻らないということ。(四字熟語辞典より)

 どうですか、時、惜しんでる? 僕はねぇ、未来への希望よりも過去を惜しむ気持ちの方が大きくて苦しい日々ですよ。あの時、もっとうまく立ち回れてたらとか、あの時、こういう主張してれば今自分の立場は……とか。

 でも、いつかのnoteにも書いた通り、どんな強

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「欣喜雀躍」について

欣喜雀躍(きんきじゃくやく)
 思わず小躍りするほど、大喜びすることのたとえ。(四字熟語辞典より)

 みなさま〜! 喜んでるゥ? 日々は楽しみに満ち溢れ、悲しみを忘れるように動いてる、と思っている矢光でございますが、今日も今日とて喜びに満ちております。

 自分のアイデアに惚れ惚れしちゃうね。というのも、一日一筆のネタが日々尽きまくる! 追いつかないんですよ自転車操業。そこで僕は思い出す。

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「うつろい」について

 物事の流れ、ピークに至ってから下降していく様子。変化していく状態っていうのは目を引くもんで、タイムラプスだとかそういったものから人間関係みたいなものまで、うつろうものは大体好き。

 でも、留まるのも悪くない。自分の人生の全盛期を高校時代だと言い続けたり、戻らない飼い主を待って渋谷駅でずっと鎮座し続けたり。そういったものにも美しさはある。

 うつろいの中に留まりが、留まりの中にうつろいが、相互

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「空想上の生き物」について

 ドラゴンやペガサス、エイリアンやプレデター。広く知られているにも関わらず存在が確認されない生き物たち。僕はそういったものが大好きで、心の底では本気で「存在している」と思っている。

 ここまで人間が地表に蔓延った現代で、未だ観測されない巨大生物など存在しない、という気持ちはわかる。ドラゴンなんて天空を住処としている生物だし。でもいる。僕たちに見られることを避けているだけ。人は自分の背中を道具を用

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「2021年」について

 明けましておめでとうございます! 例年通り新年が始まりましたね。
 皆様はどんな年の暮れ、年の始まりを過ごされたんでしょうか。僕は姉と外でいろいろ写真を撮ったりしていました。大学入学とともに実家を出てから、それまでは実家で両親と迎えていた新年は姉と過ごすことが多くなりました。毎年なんとなく「新年はどっちの家で過ごそうか」なんて連絡が始まると「あぁ年末だなぁ」と感じたりするものでして。

 年末と

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「2020年」について

 年の暮れ、もうやり残したことはないかと言われると絶対にあるんだけど、まぁどんなに強い人だって時間には敵わない訳だし、僕も大人しく年を越すとします。

 今年は社会的にも個人的にも変革の一年だったなぁ。家から出れなくなったし仕事辞めたし。

 でもそのおかげで、「自分は家から出ないと無気力になる人間だ」ということがわかり、「何かに縛られたままでは心が死ぬ」ということを学んだ。だからまぁいいか。職場

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「混迷」について

 良いことと悪いこと、どちらも起きてるこの頃です。
 ちょっとした巡り合わせで、僕は「人生は凪いでいてほしい」という旨の言葉を発信した。その言葉を秘めた媒体は消えてしまったのだけど、その言葉とは裏腹に、現在僕の人生は大荒れなんですね。良くも悪くも。

 何があったかを書く気はないのだけど、良いことは本当に良いこと。悪いことは別に気にしなければ悪くはないこと。つまり長い目で見れば自分のためになること

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「火」について

 身近ではないエネルギー。料理を除けば火を目にする機会なんてほとんど無い。でもこれが起点となって様々なものが生まれているのだから、巡り巡って僕は今、服という名の元/火で自らを着飾っているのだと思う。

 火に触ることはできない。学生の頃教科書で読んだ。火に当てても、接地するわけではない。
 火は自由に起こせる、それによって暖をとったり化学を発展させることはできても、火に触れるためには自らが火種にな

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「楽」について

 人間誰でもそうであるように、何かで「楽をする」のは目標であり、命題だろうと考える。

 わざわざ自分から「苦労する」方向を目指す人は、よほど強い執念を持っているか、そこらへんの感受器官が壊れていて無限に没頭できるかのどちらかだと思う。

 僕は生きている限り楽な方へ進みたい。意識は高くも低くもなく目線ぐらいの位置で保っておきたい。

 そう生きていると、人間は僕が「マウントを取りやすい生命だ」と

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「影」について

 太陽が出ている間に散歩をすると自分の影が共に歩いてくれるのは当たり前の事実なわけですが、僕は時折その影からその日の自分のフォルムに気付かされる時がある。

 今僕は髪を伸ばしている関係でポニテにしているのだけど、それが揺れる様が影になると途端にそれが面白い。思わずツイートするほど。

 鏡で見ている時には思わないのに、どうしてこんなに滑稽なんだろう。

 おそらく影からは見受けることができないそ

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