「うつろい」について
物事の流れ、ピークに至ってから下降していく様子。変化していく状態っていうのは目を引くもんで、タイムラプスだとかそういったものから人間関係みたいなものまで、うつろうものは大体好き。
でも、留まるのも悪くない。自分の人生の全盛期を高校時代だと言い続けたり、戻らない飼い主を待って渋谷駅でずっと鎮座し続けたり。そういったものにも美しさはある。
うつろいの中に留まりが、留まりの中にうつろいが、相互作用的に存在している。留まっているように見えて、長い時間かけてうっっっっっっっっすらと色を変えていく光の球みたいなものがこの世界にはあふれてる。時間が止まらない限り、どれも留まりに見せた超スパンのうつろいなんだよなぁ。
と掴み所のないことをそのまま文章にしてみました。言うなれば犬猫談義のようなもので、「あなたはうつろい派? 留まり派?」みたいなとこ。一気に俗っぽくなったね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?