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マグナパーティ は「文法・発音を直さない」!??

こんにちは!マグナパーティ ・プロデューサーのドンちゃんこと、やまなかです。

あったかくなってきましたね〜。本当はお花見ができたらどんなにいいか・・。来年はもっと春を満喫できるようになっていたいですね。

今日は、マグナパーティ の英語学習法解説・第3弾です。

第1弾、第2弾はこんなことを書きました。

今日は、時々ご質問をいただく、「文法・発音を明確に直さないのはなぜ?」についてお答えしたいと思います。


それにお答えするにあたり、「英語モチベーションのステップ」からはじめたいと思います。マグナパーティ では、子どもたちの英語のモチベーションは、大きくこのように分類しています。

「英語モチベーションの4ステップ」

ステップ①「英語おもしろくないんだよね」「いやだな」


ステップ②「この場・この時間(レッスン)が楽しい」
 例:一緒にやってる仲間が好き
 例:意外と通じるし、英語がいやじゃなくなってきた

ステップ③「もっと英語うまくなりたい!」
例:どうしたらもっと通じるんだろう?なんで今日通じなかったんだろう?もっとカッコよくいいたい

ステップ④「英語でやってみたいことがある!」
例:○○に留学にいきたい、だから英語をできるようになりたい

結論を先に書いてしまうのですが、"子どもたちの段階に応じたガイドが必要"💪と私たちは考えています。

私たち自身がステップ①やステップ②だとして、せっかく勇気を出して、英語を使ったのに、「いやいや、それは違うよ?」なんて言われたら・・・😱😱😱
もーーーー、ゲンナリしませんか?😭😭😭

子どもたちももちろん同じです。この段階で必要なのは、どんどん褒めて、自信をつけてもらうこと。楽しいって思ってもらうこと、なんです。小さな成功体験を積んでもらうこと、と言ってもいいと思います。

逆にステップ③、ステップ④にいるのに、褒められるばっかりでは・・・
「いやいや、具体的なアドバイスが欲しいんだけど・・」😓となりますよね・。「○○やってみな、そういうのも言えるようになるよ」「I give you this...語順はこういうルールなんだよ」など。

マグナパーティのレッスンはこの考えに基づいています。


すると、次に、自分ならこんな疑問が持つ気がしました・・


「ってことは、最初の頃は、間違いっぱなしってこと❓❓❓」


いいえ、違うんです。
例えばこんな風にやっていきます。

例えば、「Where are you?」(どこにいるの?)を「Where "you are"?」 と子どもたちが言ったとします。

そのとき、こんな風に外国人講師は対応します。

外国人講師:Oh you want to say “Where are you?”
参加者:Yes yes, “Where are you?”

つまり外国人講師が正しい英語を言い直して、本人に「気づかせる」んです。これは言語教育学では「リキャスト」と呼ばれる手法です。

Long(1996)のインタラクション仮説・(Schmidt 1990)の気づき仮説
名部井敏代. (2005). リキャスト―その特徴と第二言語教育における役割―. 関西大学外国語教育研究, 10, 9-22.

この「リキャスト」のすぐれた点は、「会話をぶった切らない」ところにあります。

マグナパーティはコミュニケーションの場。

別のポストで書きますが、マグナパーティでは、「子どもたちが外国人講師と自分の好きな話題で何往復も盛り上がれるようになるコト」を目指しています

それなのに、「イヤイヤこれはね・・」と指摘や解説をされたら、会話が盛り上がっていかず、楽しい場になりませんよね・・。

そして、もう一つ。指摘されるよりも、「自ら気づく方が効果が高い」という点です。

なんだか、私たち大人でも思い当たる気がしませんか?(笑)指摘されて受け身で直すよりも、自分の意思でやるので、主体的なアクションになるからです。


けれど、気づきが特徴の「リキャスト」にはデメリットもあります。

それは「気づかないことだってある」😅ということです。気づかず流れていってしまうこともあるんです。

マグナパーティ では、それを防ぐために、外国人講師とのレッスン後に、バイリンガルの日本人サポーターとおさらいの時間を設けています。(オレンジの吹き出しのところです)

【マグナパーティ のレッスン構成】

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この時間に、「○○ちゃん、ナーイストライだった! (中略)あれさ、「Where are you?」って言うんだよ。」

と言って、流れたままにならないようにするんです。

少しややこしい説明になってしまったかもしれません。
まとめると、マグナパーティ では・・

・文法・発音の修正の仕方は、モチベーションの段階に応じるのが大事

最初は褒めて伸ばすこと。けれど、間違ったものをそのままにしない。

・「リキャスト」という子どもたちの「気づき」を促す手法を活用。

バイリンガルの日本人サポーターが、最後にフォローアップ


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