真心氣光院

産業カウンセラー・自然療法家。幼少期より鬱病の母の心に寄り添い相談を聴き始める。「母を…

真心氣光院

産業カウンセラー・自然療法家。幼少期より鬱病の母の心に寄り添い相談を聴き始める。「母を笑顔にしたい」その思いから10代の頃より心理学を学び始める。"心治し" を行う”真心氣光院”を立ち上げる。

最近の記事

想いが還る場所がある

心癒し元氣院 真心氣光院 対話師の鈴木隆行です。 先日、 ある女性の相談を聴かせてもらった時のお話し。 その女性は、 長い間、うつ病に悩まされていて しばらく精神科で投薬治療を続けていて 20年以上、"抑うつ氣分"とお付き合いされている方です。 何回か話を聴かせていただくなかで、 過去の傷ついた体験が湧水のように湧き出してくる。 きっと、 誰にも話せず心の中に たまっている想いを少しずつ吐き出したかったんです。 その女性の自宅で 話を聴かせていた

    • 安心できる人を探して

      心癒し元氣院 真心氣光院 対話師の鈴木隆行です。 "安心できる人" 以前そんなことを書きましたが、 そんな私も 幼少期の頃は 親にも 兄弟にも 友達にも 悩みとか考えてることを なかなか 話せなかったんですね。 近い関係に なればなるほど なかなか深い話ができなかったり 言いたいことが言えなかったりする。 人間ですから仕方がない。 だから 付き合いが長い人=なんでも話ができる人 とは限らないわけです。

      • 喜びの影と哀しみの光

        嬉しいことがあっても その中に 「この嬉しい氣持ちはいつまで続くんだろう…」 みたいに暗い影みたいなものがある。 哀しい、辛いことがあっても その中に 生きるパワーとか 今まで氣付かなかったものが見えたりする。 長く心を扱う仕事をしてると、 この、光と影みたいな部分を感じる事はたくさんあるし、 むしろ その瞬間を "聴けなければ" ただのお喋りになってしまう。 笑顔で話しているのに、 心は凄い孤独感でいっぱいになっていたり、

        • 優しい場所にしか咲かないもの

          小さい時は 遊んだり、ふざけたり おかしなことをしてよく"笑顔"になっていたりしました。 そのときの笑顔って 無邪氣という言葉がぴったりなくらい真っ直ぐで楽しさが伝わってくるもの。 でも 大人になっていくと、 その"笑顔"の中に 寂しさだったり 悔しさだったり 辛さとか 色んなものが入ってくる。 だから "繊細な笑顔"になるんです。 そういう"笑顔"は壊れやすいから 優しい空氣の中じゃないと なかなか咲きません。 だから 辛いと

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          自分探しという"道"

          心治し元氣院 真心氣光院 対話師の鈴木隆行です。 人の話を聴く仕事を長くしておりますと、 悩んでる人は、ほぼ100パーセントに近いほど、 "自分さがし"をしてる。 悩みは十人十色でも、 悩みの果てに、自分をさがしてる。 私は、今お茶を来院のクライエントさんに出すために、 お茶を学んでいます。 お茶も同じで お茶を点てるときだって 差し出す、クライエントさんの為に、温度や濃さを考えて点てる。 そんな"自分の想い"と向き合う。 "お茶"も"話を聴く"の

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          大事なものを見失うとき

          心治し元氣院 真心氣光院 対話師の鈴木隆行です。 母の心の病を調べるところから、 私は人の心理について、10年近く一人で学んでいました。 なんで 学んでいたかといったら "母をよくしたい" "それにはどうしたらいいのか?" その答えを見つけたかったから。 そんな中、 わたしにもパートナーと出会ったんです。 その人と一緒に暮らして 色んな話をして、 相手のことがわかってきて、 いや、 わかったつもりになっていただけで、 彼女

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          人に会うと緊張してしまうあなたへ

          心治し元氣院 真心氣光院 対話師の鈴木隆行です。 "慣れる" 繰り返し繰り返し 何かをしていれば、 身体に馴染んできて'当たり前"に考えずにできるようになったりする。 そんな瞬間は誰にでもあると思います。 人の相談を聴いてるときだって そりゃ27年続けてくればあります。 でも 氣づくと 「こりゃいかん…」 って自分を戒めたりする。 なぜなら 慣れることは怖いことだと私は感じてるから。 人は 一人一人違う色を持っている。 慣

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          27年前から決めていたこと

          心治し元氣院 真心氣光院 対話師の鈴木隆行です。 当院は、 自宅兼、カウンセリングルームになっています。 27年前 自分のカウンセリングルームを持つことを夢見てから決めていたことがあります。 それが "スタートさせる時は自宅と仕事場を一緒にすること" でした。 よく周りの方からは、 「自宅と仕事場は分けたほうがいいよ」 「仕事とプライベートは区別したほうがいいよ」 とアドバイスをいただきますが、 こうして今は、区別せず構えてやらせてもらっています。 そ

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          前向きに人生を歩むために

          心治し元氣院 真心氣光院 対話師の鈴木隆行です。 誰しも "前向きに人生を歩んでいきたい" と思うものです。 でも 壁にぶち当たったり 嫌なことがあったりすると なかなか前向きになれず、 悶々とした毎日を過ごすことになってしまう。 話は変わりますが、 日本には昔からある"言葉"があります。 それは 「忍」 "忍耐" "耐え忍ぶ" という言葉で使われますが、 意味は "自分の感情を抑えて、我慢する。こらえる。" などの意味がある。

          前向きに人生を歩むために