見出し画像

出かけてきたよ㉒(世界平和🌐②)

南港からの帰り道。
大阪地下鉄の、その路線を久しぶりに利用していた。
車内に入り、本を取り出して読もうとした時。囁かれた。
「今から、こちらに参れ✨」

どなたか、すぐにわかった。
その方のお名前は、ある方を通じ、うかがったばかりだったから。
車内の路線図が目に入ってくる。
現在乗っている地下鉄で降りる予定の駅から、
2駅過ぎたところで、降りればいいだけであることがわかった。
・・・この地下鉄に私を乗せて。お招きくださっていたのかな。

画像1

私は所持している携帯を、母国では簡単に使えない状態にしている。
その最寄り駅に降りた後、そこからどうやっていけばいいのかな?
調べようがない・・誰かに教えてもらって、わかるところにあるといいな。
すると。びっくりした。
降りたプラットフォームの壁面真正面に、丁寧な案内図が貼られていた。
おそらく、おうかがいする方が多いからだろうけれど。助かった。

すぐに、その地が目の前に現れた。
大きな、そして不思議なエネルギー満ちる地だった。
そのエネルギーは、大都市の真ん中にあるものでない、違う種類のものだ。
このご時世で、平日の日中だが、お慕いする方々がたくさん。

誰から指示されたわけでもなく整然と並び、
他の方々と互いに距離をとりながら、ゆっくりご挨拶。
後ろにいらしたご婦人が、私にそっと耳打ちしてくださった。
「あなた。ここのお札・お守り、絶対受けていきなさいね。」
関西の方でない。歯切れの良いイントネーションの言葉。
はい、ありがとうございます。ぜひ、そうします。

画像2

ご挨拶を終えた後、お札とお守りを受けた。
そして、拝殿横の小道を通って外へ。
力強い、風が舞っている。
気持ちが良い。
門を出る時、何気なく振り返ると、文字が飛び込んできた。
「世界平和」
はい、光を。確とお預かりしました。

地下鉄の駅に戻る。
「今日、こちらにも。来るのだろう?🐰」
あれ・・・!
私が幼い頃に、おうかがいしたきりでしたね。
今からうかがえるでしょうか・・・。

優しそうな、駅員さんがこちらを見ていた。
改札で、次の地への行き方をおたずねした。
とても丁寧に、分かりやすく説明してくださった。

地下鉄に乗り、南海電車へ乗り換え。
南海を利用したのは、最後はいつだったか思い出せない。
不思議だ、関西在住の時も、利用することがほとんど無かった。
このように、望めばいつでも、乗ることができる路線なのに。
ほどなく、到着。

画像8

画像3

画像6

画像7

画像7

私は知らなかったのだが、おうかがいした時は閉門時間ギリギリ。
広大なこの地、ほとんど貸し切りだった

境内の中、木々が豊かにそよぐ。
ここは、海からどのくらい近いかわからないが、
明らかに、海からの風だと感じる。
「よくきた。先に猫様達🐱にも、挨拶するがよい🐰」

画像9

画像10

ギリギリで、可愛らしい皆さんがいるお社に🐱💕

「招福猫」は、ここの末社『楠珺社』で毎月1体を授かることができる。
奇数月には左手を、偶数月には右手を上げた小猫様を集める。
左手を挙げた猫様は「人招き=家内安全」、
右手を挙げた猫様は「お金招き=商売繁盛」のご利益があるそうで。
それが48体そろうと、お納めして中猫様と交換する。
それから集め続けて、大猫を対でそろえるには最短で24年かかるそうだ。「招福猫納所」には交換のため戻ってきた猫様達🐱でいっぱい。

画像10

画像11

近くのお社にも訪問のあと、もう一度ご挨拶。
🐰様、お招きありがとうございました。

ここは、遣隋使・遣唐使縁の地。
はるか昔、この地は世界に繋がっていたのだ。
鳥居の前を路面電車も走っている。
躍動する力が行き交う、静かな地。

ここでもあらためて。
この世界が、平和でありますように。

画像12

画像13

画像14

画像15


ありがとうございます! あなた様からのお気持ちに、とても嬉しいです。 いただきました厚意は、教育機関、医療機関、動物シェルターなどの 運営資金へ寄付することで、活かしたいと思います。