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出かけてきたよ⑯(伊勢②)

ここは、気高い神域。
お伊勢さん、お久しぶりです。
すっかりご無沙汰しておりました。

あらあら・・・・!?
(以下、私が感じたままのことを綴ります。気を悪くしないでください。)
今日はこの神域のほとんどの皆様、他所へ”お出かけ”だ。

参拝客に「この石があるところが強力なパワースポット言われ・・」と
ガイドが地面の小さな石を指しながら、一生懸命説明している。
そこにいた人たちは一斉に、その石の撮影を始めた。
「すっごーい、強い気を感じるぅ~」と手をかざしたりで、感動しきり。

何らかの理由があるのだろう、その石様も、”お隠れ中”のように思った。
強い気はどこから、そこにいた人たちのところへきたのかなあ・・・。
私が何も、感じなかっただけ?

境内を散策して、和んだのはここ。
私の好きなスポット💕

内宮付近へ到着。おかげ横丁は大賑わい。
私の両親は早速、”有名店”を目指そうとしたが、この人出を考えると、
決められた時間内に参拝や食事を済ませたりすることは難しいと思われた。

信号待ちをしている時に、ふと気配を感じ、後ろを振り返る。
「あっ、ここ、いいね。入ろうよ。」 
反射的に、言葉が出ていた。

背後にあった建物の中へ入る。
お伊勢さん至近なのに、外の喧騒とは別世界のよう。とても静か。

待つこともなく、素敵な席に通してもらった。
緑多い設いの角席で、伊勢茶をいただきながら和んでいると
すぐに美味しそうな伊勢料理を運んできてくれた。

窓から階下を眺める。
相変わらず視界いっぱいの人、人、人。
目を上げ、空を見た刹那、お天気雨が降ってきた。
食事が終わったころ、その雨は止んだ。
一瞬だが虹がかかり、すぐに青空が広がる。

食後、両親が「赤福を買いたい」と言い出した。
近くのお土産屋さんに入ってすぐ、「お福餅」に出会う。

赤福と同じくらいの大きさの箱に、やはり似た包装。
中の餡子餅のデザインまでも似ている。
たずねる前から、お店の人が懸命に「これは赤福のパチモン(人気に便乗した類似商品)ではありません」と説明を始めてくれた。
「手作りで、美味しいですよ」とのおすすめ。これも縁と思い、お土産に。

赤福と同様、お福餅も美味しかった。
敢えてコメントするなら、
赤福は品の佳い甘み。お福餅は親しみやすいまろやかな甘み。

お伊勢さんでは、とても慌ただしく時間が過ぎたように感じた。
皆さんが「お留守」の時にうかがったのも、初めてだ。
私にとってこの日のメインはたぶん、
先のnoteで綴った「椿さん」訪問だったんだろうな。

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