禍話 第一夜(2)公園と酔っぱらい
これはね、あのー…飲み会でね、聞いたんですけど。明るい感じで。
後半ちょっと私は怒ったんですけど、まぁそれはなぜかっていうのは後でわかるんですけど。
その…知り合いが…まぁ知り合いの知り合いで、俺は全然知らない…顔も全然知らない人なんですけど。
まぁおっさんで、良い人なんですけど、酔っ払うとなんかこう、めちゃめちゃ酔っ払っちゃうんですよ。
もう歩けないくらい。
でも人間って不思議なもんで、家までは行けるんですって。そのもう、フラフラだけど酔拳みたいなので歩いてるみたいな。