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Vol.58 【5月号】 20年後に咲くタネをいま植える 地域おこし協力隊13ヶ月目

「今年のGWはテントでも持って道東の方に行こうかな」

すでに3ヶ月以上経ってしまっている今、明らかな事実としては、文字通り一歩も美唄の外に出ずに過ごしたということ。(記事遅くなりすぎました。。)

5月病なのか疲れが溜まっていたので、何も予定を入れずにGW前半を過ごし、後半は今年挑戦しようと決めていた家庭菜園の準備に時間を費やした。

溜まっている記事を書きまくろうとスケジュールに入れていたが、予想外のBBQ3連続によりこれまた文字通り1文字も進まず。

そんな感じでスタートした5月の出来事をまとめました。

本note『真船奮闘記』
2022年5月より北海道美唄市の地域おこし協力隊として、シティプロモーションを担当している真船創太(まふねそうた)です。シビックプライドの醸成と関係人口の増加を目指し、美唄の若者たちと『美唄の未来に夢を描く委員会』を立ち上げました。プロジェクトを進めていく中での等身大の苦悩や、地域での暮らしのリアルを飾らずに発信しているので、美唄に関心を持つきっかけや地域での活動のヒントになればすごく嬉しいです。

関係人口の提唱者/高橋博之さんの車座座談会

知り合いからのお誘いで、「都市と地方をかき混ぜる」をテーマに、ポケットマルシェや食べる通信を運営している雨風太陽代表/高橋さんの、栗山で行われた車座座談会に参加。

野菜を育てたいけど畑を持たない市民や週末畑をしたい周辺自治体の人などが、土に触れながらゆるく交流できるコミュニティ畑みたいなのを美唄でやりたいなとかワクワクが広がったし、モニターや資料を使わない進行も勉強になった。(ずっと聴いていたい高橋さんの実践とトークスキルがあってのことですが。)高橋さんにゆくゆくは美唄にも来ていただきたいな。(それにしても今回で1266回でえぐいな)

グリーンルネサンス

美唄といえばお米!その田植えの体験を、美唄の小学生と一緒にした。

ちょうどその頃、福島県喜多方市に次いで全国で二番目、北海道で初の農業科の導入が発表された。

農家さんが協力してくれたり、高校の農業部の生徒たちが一緒に作業をしていて、交流が目的ではない斜めの関係性って良いなと思った。こういった形がすごく自然で、結果一番続くと思う。

増毛のえびまつり

美唄から車で2時間超の増毛(ましけ)でえびまつりがあった。

石狩市の厚田の朝市に寄って、初めて見た豆イカなるものをゲット🦑
朝市ってワクワクしますよね!

厚田漁港を後にし、いよいよ増毛へ。こんな感じでえびやホタテが箱で売ってる。羨ましいくらい、めちゃくちゃ人来てた。

そして、念願のえびをゲット🦐これでBBQの準備は万端。

家庭菜園

GWのすべてを注ぎ込んだといっても過言ではないメインイベント。

借りている一軒家の前の庭を掘り起こすところから。2階の窓からタイムラプスで撮ってみたら、まあまあ面白い映像が撮れた。

一生懸命耕した「真船農園」に種を播こうとしたが、芽は内でポットで出させるらしい。急いでポットと土ををホームセンターに買いに出かける。

種は協力隊の仲間からもらったもの。とまとにピーマンにかぼちゃにだいずに・・・(小麦?)なんとも愛おしい。

ついにTwitterで発信している #農のある暮らし が始まった。畑の勉強もせず始めてしまいましたが、果たして大丈夫なのでしょうか?

ブランドリリース

事業の方では、1年間かけてつくってきたシンボルをリリースしました!プレスリリースを打ち、一区切り。

様々な困難が予想される美唄市の20年後を見据えスタートした美唄シティプロモーション事業。この時代に人口が増加するとか大きくは変えられなくても、もしかしたら誰かのワクワク感や人生はちと良くできるかもしれない。

そう信じて、ここからさらにスピードを上げていきます!愚直に。

行政サービスを美しくしよう。

さっそくその第一弾として、若手市職員向けにワークショップを実施。

自分でも途中で何をいっているのかわからなくなってパニックになりかけたけど、こういう修羅場を積み重ねて自分も少しずつ良くなっていくのかな。

次回は、福祉をテーマにしたワークショップです。

再会

5月は家庭菜園を始めたり、シンボルをリリースしたり、始まりの月であったと同時に、大学の友達やインターンの先輩が遊びに来てくれて、再開の月でもあった。

大学時代に「いつか一緒に世界つくれたら良いね」なんてエモい感じで言っていた伏線が、その時より現実味を帯びて話せるようになってきた。

一緒に活動していた人が、違う組織にいながら一緒に仕事ができるかも。こんな楽しいことが待っていたんだ。年をとるのも悪くないと思った数少ない出来事。何をやるのかも言わずもがな大事だけど、記憶を共有している人たちと再び一緒に何かできるってなんとも言えない喜び。

都会で世界を舞台に仕事をしている友人はやっぱり輝いて見えるけれど、僕はここ、美唄という土地で成長をしたいと強く思った。

20年後より良い世界を一緒に創るために、今は焦らずに太い根を張りたい。


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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