マガジンのカバー画像

第100回箱根駅伝追っかけ

74
向かうとこは前人未踏 後ろ見ずに前進しろ 辿り着いた前人未踏 そこに立てるぜ金字塔
運営しているクリエイター

記事一覧

佐藤圭汰にまだ残っている「伸びしろ」とは

衝撃的な記録だった。 1月26日にボストンで行われた室内競技の5000メートル走の記録会におい…

19

駒澤と青学の違いを楽しむ

すでに駅伝好きの方々であれば気が付かれている方も多いことだろうが、駒澤大学と青山学院大学…

27

金栗四三杯は妥当だったのかどうか

本当に三週間前にやっていたとは思えないほど時間がたってしまったが、今回の箱根駅伝は「青学…

前田和摩「怪物」

田澤廉選手がトヨタ自動車へと就職し、学生駅伝界隈では次のスター選手を捜さんとしていたが、…

吉居大和「唯一」

2年連続で爆発的な活躍を見せた。それも2区で学生屈指のランナー・田澤廉選手や近藤幸太郎選手…

佐藤圭汰「成長」

全日本大学駅伝のレース中のことだ。彼の走りを見ていた私は大きな変化が表れていることを感じ…

佐藤一世「爆発」

煮え切らない。彼を見ていると常にそう思うのだ。原晋監督から「駅伝男」と称され、そして駅伝では一定の結果を出し続けてきた男はどうしても物足りなさを感じる。 彼が持っていた能力はこんなものではなかったはずだ。そう……例えるならば近藤幸太郎選手のようなハイアベレージな成績を残しているわけでもなければ、久保田和真さんのようなゲームの流れをぐんと引き寄せるようなそういった巧さもない。 怪物ルーキーだった彼を今何と呼んで良いのかが良く分からないのだ。 怪物ルーキーであったことは間違

北村惇生「憮然」

わずか3秒差の13位予選通過。その結果を受けた北村くんの顔に笑顔はなかった。個人成績は18位…

新山舜心「勇気」

嫌われる勇気。アドラー心理学の書籍で有名なタイトルで、一時期日本でもブームとなったそれを…

並木寧音「旗手」

超新星が入ったことで今駅伝界隈が盛り上がっている東京農業大学。しかし、箱根駅伝に向けてそ…

石原翔太郎「葛藤」

ふと思う時がある。石原翔太郎という陸上選手にとって、東海大学のこの4年間はどうだったのだ…

吉田礼志「心臓」

「申し訳ない思いしかなかった」 このように振り返ったのは全日本大学駅伝の関東選考会でのこ…

山本龍神「後悔」

今年行われた箱根駅伝予選会、国士舘大学でエントリーされた4年生は山本龍神くんだけだった。2…

小林篤貴「開花」

久々に神奈川大学から上位を脅かす選手が現れてきた。鈴木健吾選手以来の衝撃と言ったらいいだろうか……。決してその才能は高校時代から発揮されていたわけではない。 むしろ大学、それもこの1年近くでめきめきと力を付けてきたランナーといえる。その成長の要因にはいったい何があったのだろうか。 怪我や挫折が多かった大学3年間元より高校時代から決して注目されてきた選手ではない。彼については下記記事に大変詳しいものの「決してエースにはなれなかった選手」だったのだ。 神大入学後はトラックで