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答えは”自分の中“ではなかった

島影真奈美さんとの「老いラジ」。
友達の介護福祉士ぎゃー子に出てもらいました。
良かったら、聞き流しでもどうぞ~ → YouTubeはこちら

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水商売をした時代があり、カーブスで店長をしていた頃もあり、
今はリハビリデイサービスで介護福祉士として仕事しています。

介護の仕事は接客の仕事


水商売の人って、会話と気遣いの仕事。

相手の気持ち、表情、会話の内容、職業、立場などから、
どんな話をするか、気遣いをするか

”気遣い”ができないと仕事にならない。

これって、介護でいうアセスメントに通じると思います。


アセスメントって、介護職が行う観察と分析のこと

介護であれば、利用者さんの身体の動き、理解力などに合わせて、
関わり方や介助方法を使い分ける。

相手に関心を向けていないとできない。


100名以上の人の名前を覚えるには?


カーブス(女性専用のフィットネスクラブ)は予約制でないので、
ランダムに数百人の会員さんが来店するらしく、

つまり、来る前に情報収集ができない。
しかしスタッフは、来店した会員のことを、

ちゃんと名前で呼ぶんだと!!

これも会員から支持される理由のようですが、
なんで、そんな大勢の人の顔と名前を覚えられるのか不思議ですよね?


関心を持って、雑談して印象づけていく

受験勉強のように覚えるには限界があるけど、
興味を持って接していると、顔を見ると思いだせるんだと。


覚えよう!ではなく、無意識レベルで覚えていて、
顔を見ると、それに紐づいた情報がポンと思いだせるのでしょうかね。


興味を持つと、知りたくなる


水商売もカーブスでも、いい仕事の共通点としては、

相手に興味を持つことから始まってる、ことなのかなと感じました。


「なんで、こういう風に考えるのかな」
「なぜ、あんな態度なんだろう」
「どんな時、楽しいのかな」

という風に、興味を向ければ知りたくなる


そうすると、関わり方や声のかけ方が変わってくる。


これを習慣にしていくと、知りたくなり続けるので、
相手のことを沢山知ることができる。


結果、好きになれるし、
相手の気持ちや立場を想像できるようになる。

とはいえ、、、

他人のことなんて、結局わからない。


介護職として注意すべきは、変に自信を持って
”わかったつもり”になること。

興味を持ち続けて、聴く姿勢がとても大事。


他人のことを完全に理解することなんて絶対にできない。

これを基本として、関わることが大事だと思います。


とくに介護を仕事でする場合、

快適、不快、いい、悪い、の価値基準は、
あくまで”相手の人にとって”どうなのか



暴言を吐かれたら、介護職は当然イヤな気持ちになるけど、
それは自分がイヤな気持ちになってる場合ではないんです。

相手がイヤだと感じていて、それをこちらに表現してるだけ。


自分を否定されたとか、私じゃダメなんだ、と思うのは、
勝手な自分のエゴ

この気持ちの持ち方だとストレスフルになる。
燃え尽き症候群になりやすい。


自分のエゴはいったん置いておいて、
あくまで「相手がどう感じたか」だけを価値基準にすると、

意外と冷静になれると思います。

自分の主観ではなく、客観的に観てるから。


「あ、怒ってるな。なんでかな」
という風に、常に気持ちを客観的なところに置いておくと、

ストレスに感じにくくなる。

相手目線を徹底すると、自分のエゴが消える


「相手に何かしてあげたい」
だけでは自分のエゴ。

「何かしてあげたい」
と思ってるけど、「どうですか?」
と聴けば、エゴではなくなる。

難しいことではなくって、
相手に確認したり聴くってこと。


答えはこっちにあるのではなく、相手にある。
それは聴かないと、確認しないとわかりっこない。



シンプルにそれだけのことなんだな、って思いました。



ぎゃー子や、真奈美さん、無理やり出てもらった「まりえさん」
らと話をしていて、感じたことなどをまとめてみました。


書いていて、自分の頭の中がスッキリしました!!


明日からの介護でも、「聴く」をしっかりやろうと思いましたとさ♬

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