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介護は“くさい”仕事

181本目。介護の仕事は”くさい”場面があります。

建築業などの仕事において、昔から3Kという言葉もあります。
きつい、きたない、きけん

介護でいうと、、、
きつい、きたない、くさい
きつい、給料低い、帰れない

など、3Kで考えられるような
マイナスイメージは強い印象です。

今回は、この中でくさいについて考えます。

嗅覚をなくして、、、



コロナの自宅療養期間を無事に終え、
家族に感染させることなく過ごせました!!

良かった~~。ここが一番心配でした。

今週から、現場や仕事のためシャバに出るようになりましたが、
実は後遺症で、、、

ということで、匂いがしなくなっていました。。。

前回のnoteに書いたとおり、
日常生活はあまり不自由してません。

臭くないように、人間社会は進化してきているので、
当然のことかも、、、というようなことを書いていました。

嗅覚、復活!!


少しずつ回復してきていましたが、
療養期間後、一週間でほぼ復活です!!

そして感じたことは、、、
匂いがわかる方が、いい!!


・いい匂いを味わう
・危ない!を匂いで回避


主に、この2点です。


例えば、、、

いい香りのコーヒー
味噌汁の香り
シャンプーや石鹸の香り

見た目が怪しい野菜を、鼻をクンクンして判断する
ガスなどの異臭に匂いで気づける

やはり匂いって大切な感覚ですね。


参考までに、、、

嗅覚の神経は脳(感情の部分)にダイレクトに繋がっているため、
心身に影響を及ぼしやすかったりもします。

介護は”くさくていい”


匂いは情報です。

いい匂いなのか、くさいのか

どんな匂いなのか


介護職は、利用者さんの様子を観察します。
(じろじろ観るのではなく、変わりがないか観る感じ)

たとえば、、、

視覚を使って、
・顔色
・動き
・周辺の物など

聴覚を使って、
・言葉や会話の内容
・声の大きさ、トーン
・呼吸の音
・テレビの音量(耳が遠いと音量上げるから)

では嗅覚では何がわかるのか

・体臭(お風呂入ってるか、など)
・口臭(歯磨きしてるか、歯周病など)
・尿臭(漏れてるか、尿路感染など)
・便臭(オムツ内に出てるか、腸の病気など)

健康状態のバロメーター
のひとつだったりしますし、


また
トイレに行けないような方にとっては、

くさいことで、介護職が
オムツを取り替えないといけないことに気づく


つまり、介護現場では臭いことが重要なのです。


もちろん、24時間臭いのはいけません。

そりゃ、誰だって嫌ですよね。

それに日常的には、現場が「臭くない」ことで、
気づくべき”臭い”に気づけるのですから(^^♪


介護は”くさい”仕事

実はそのとおりでした(笑)

そして、それはネガティブに捉えるようなものではなく、
積極的に匂いを観察するもの


くさい、に気づけることは、
介護職の価値♬


そんなことに改めて気づいた、
コロナ後遺症を克服した男のつぶやきでした~☆★

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