思ったことを口に出しちゃう子どもは叱っても意味がない?でも治したい!
登校拒否をきっかけに息子の発達障害が発覚。
ASD(自閉症スペクトラム)子育て中のマエリンです。
先日のツイート↓↓
日常生活の中で、こういうことがよく起こります。
療育センターで自閉症スペクトラム(ASD)と診断されたときに、「物事の深い部分まで読み取るのが苦手でしょう」と言われた通り、相手の感情を正しく読み取れなかったり、相手への配慮が足りないことが多々あるんですよね。
たぶん脳がそういう構造になっているのかもしれません。
例えば、
「お菓子あげようか?」
「いらない」
「これ食べる?」
「…美味しくない」
こういうときに「コラ!」と注意しても、息子は「?」
叱られる理由がわからない上に、パニックになることも予想されます。
息子には感情論で訴えかけるのではなく、理論的に説明した方が理解しやすいようです。
今回の場合、ママ友はなぜケンタッキーを買ってきたのか?ということを息子と一緒に考えました。
・息子を喜ばせようとした
・ケンタッキーを好きだと思っていた
・お礼の気持ちを形にしたかった
次に、なぜもらったケンタッキーを「あんまり好きじゃない」と目の前で言ってはいけないのか?という理由を一緒に考えました。
・せっかく買ってきたのがムダに思える
・プレゼントを喜んでもらえなかったと悲しくなる
何となく、状況を飲み込み始めた息子にもうちょっと補足をしました。
一般的に正直であることや素直であることは良いといわれている。
だけど、内容によっては相手を傷つけることもあるから、気をつけなければいけない。
・伝えることの優先順位を考える
・言い方を柔らかく変える
・時間をずらす
今回は、「あんまり好きじゃない」という正直な気持ちを伝えることより、ケンタッキーを買ってきてくれてありがとうの気持ちを伝えることを優先するべきだったよと説明しました。
自分で気づけることが一番望ましいのですが、息子が自分で気づくのを待っていると、周りの人が傷ついてボロボロになったり、もしくはこのまま気づけない可能性もあります…。
発達障害で深い部分を読み取れないからといって、人を傷つけていいことにはなりません。
このポイントは押さえておいてほしい!というできごとに関して、息子の言動を一緒に振り返りながら対応しているところです。
今すぐには理解できなくても、頭の引き出しに入れておけば、「そういえば昔、似たようなことがあったな」といつか思い出し、コミュニケーションに役立ててくれるのではないかと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
過去を振り返って、
『こうしとけばよかったな』とか
『あれはやってよかったな』など
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