本日もこちらの記事を取り上げます。なお、画像も以下から引用します。
こちらの記事のメモは3回目になります。前回、前々回のものも含めて読んでいただけるとより内容が理解しやすいかと思います。
本日もよろしくお願いいたします。
プロダクトデザイナーのBingChat活用術
アプリ操作におけるアイディアを生成する
BingChatの素晴らしいポイントは、ユーザーへのこれまでの返答をもとに新たな情報を生成してくれるところにあります。
-フードデリバリーアプリの新規ユーザーにおけるアプリの操作フローを作ってください
例えば、これを見ればこれまで作ってきたペルソナの内容が反映されていることが分かるでしょう。
再度Bingは、出力した回答の信頼性を担保する情報引用元を提示してくれています。
競合分析
Bingは特定の方法で情報を構造化させて示してくれます。例えば、主要な競合他社について比較表にして示してくれます。
-Uber Eatsとその他の主要な競合の比較表を作りましょう
※日本語訳は割愛します
この表は簡単にExcelへ出力することができ、多くの項目に情報元のリンクが貼られています。
7.市場観測を行う
Bingは検索エンジンであり、インターネットに繋がっています。つまりBingは最新の情報を常に保持しており、私たちは安心して市場観測やトレンドの傾向などの調査に使うことができます。
-今後10年でゴーストキッチン(デリバリー専門の飲食店)はどの程度成長をするでしょうか?
指標とKPIの提案
新しい製品を立ち上げる時、実際のデザインプロセスをスタートさせる前に主要な指標を定義する必要が出てくるでしょう。その際もBingChatは手助けをしてくれます。
-フードデリバリーアプリの価値はどのように測れば良いでしょうか?
私はこのリストはこのフードデリバリーアプリのカテゴリーにおいては非常に伝統的な情報リストに感じます。
法律や規制について学ぶ
私たちがプロダクトを作る場合は政府の規制に従う必要があります。Bingは市場にプロダクトをリリースする前に確認しておくべき重要な法律の概要を提供してくれます。
-アメリカにおけるフードデリバリーアプリの重要な制限はどんなものですか?
AI visionを使ってビジュアルを分析する
Bingの中でも非常に優れている点が、AI visionに対応している点です。特定のイメージを投げることでBingがそれを分析してくれます。
例えば私が投げた人気のフードデリバリーアプリの比較表に対して、Bingに無料の配送を提供している企業をリスト化するように依頼しました。
ただ必要な情報を抽出するだけでなく、それらを検証してThrive Marketについての情報には情報元のリンクをつけています。
感想:有能すぎるAI visionをどう使いこなせるか
同じ投稿者のBing Chatの他の記事を読んでいたため比較的内容的には予想の範囲内なものだったのですが、最後のAI visionに関する部分は非常に驚きました。
画像内の文字を読み取って分析する、だけでも十分価値はありそうですが、さらにその内容の真偽まで自動で検証してくれてその情報元まで示してくれるとなると仕事の中でうまく使うと非常に業務効率が向上しそうです。
その際どの程度の情報量の画像まで対応できるのかは少し気になりますが、実際に試してみたい機能のように感じました。
AIがブラウザに実装されて、これまで私たちがブラウザを開く際に無意識に行っていた「目的の設定→目的達成のための検索項目の設定」という思考プロセスも変化がきそうです。
これからは目的があたまに浮かんだ時点でとりあえずブラウザに打ち込み、AIの回答を見てから必要に応じてさらに検索を深めていくような使い方が自然になりそうです。
そのためにも、いち早くこれまでの思考の癖をなくしてAIが実装されたブラウザに合わせたフローに馴れる必要があるように感じました。
GoogleChromeにもBardの応答が冒頭に組み込まれるようになったのもあり、このあたりの使用感は色々試してみたいなぁと感じています。
個人的に気になった海外記事を週数本メモしていますので、よければフォローおねがいします
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