見出し画像

自分のことしか考えない大人が若者を潰す

※九大関係の方に読んで欲しい内容です。この件に関する事実確認や考察は下記ブログで行われているため、このnoteでは九大卒→九大事務のキャリアを持つぼく自身の私見を述べます。

この記事、会社の先輩から教えて頂いて見ましたけど、パッと見「九大から学生が創業してる!すごい!」と思いました。ぼくは。

だけど、ちゃんと11社の内容(HP)見て欲しい。

小学生が見ても分かるくらいの手抜き感(全サイト同じフォーマット)、そしてネットから拾った程度の役に立つとは言いにくい情報群。

言い方悪いけど「クソゲー」と呼ばれるものに近いニオイを感じます。

「起業はやって見なきゃわからない」「失敗を経験させることで成長させたい」という学生への善意は感じられず、ただスポンサーが「話題作ってワンチャン儲かるかもなー」くらいにやったスキームにしか見えないです。

こんなきっかけ与えられて、自分たちなりにがんばってる学生たちがめっちゃかわいそうだと思います。
(きっかけPとしてもここはかなーーーり思う)

なんでこんなギャーギャー言うかというと。。

ぼくが以前九大で働いていて一番苦しかったことの一つに、「新しいこと、面倒なことはなあなあに流す」ということが多かったことがあります。

あくまでも規則のもと働くため、既存の仕事は既存のやり方でやることが是であり、新しいやり方などはそもそも賛成されませんでした。
ましてや新しい仕事など、基本的には誰もやりたくないものでした。

ただ、時代は変わっているため、学生や研究者などの現場はものすごい勢いで変化にさらされており、従前のルールではとても対応できないことがしばしば。

そんなときに「規則なんで」「うちじゃ分からないんで」「どうせ上がウンと言わないんで」といって前に進めない事務が多く、正直言うと事務との戦いが一つの仕事でもありました。
※もちろん、そもそものぼくの持っていき方が悪かったと思いますし、とても善良な事務の方もたくさんいます。

事務としては「出来ない」で終了となるため簡単なのですが、実際の現場はそう言われても現在進行形で難題が発生しており、「じゃあどうするんだよ」ということが多々ありました。

組織の中に病院がありますが、ここだと実際に人命に影響が出るような事案が発生したら対応するのですが、逆に言えば「それ、そうなるって分かってたよね。。」という案件もあるように感じます。(結果論と言われればそうなのかもしれませんが)

この事案が通っていること自体が氷山の一角で、九大という体制自体に色々と問題があるんだと思います。

ただ、、、ごちゃごちゃ言いましたけど、辞めた今でも好きなんですよね、九大。

「ルールだから」「今までのやり方じゃないから」と思考停止しないで見てほしい。。。
これ以上沈まないように、良い場所であるように、九州の誇りであるように、やれることはまだまだあるんじゃないかなと思います。外にいるので、なおさらです。

働きづらさや男女の問題など、生きづらさを解決する糸口を一緒になって考える「パパFP」。公務員からフルコミの営業にトライし、2年で業界トップ1%のMDRTに。夢は社交ダンスで世界大会に行くこと。