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なぜ40歳の冴えないオッサンが1年で16冊の電子書籍を出版できたのか?

40歳、それは人生の岐路とも言える年齢ですよね。男性なら、会社で出世コースに乗っているかどうか、起業してビジネスが軌道に乗っているかどうかが問われると思います。

孔子の論語にも「四十にして惑わず」という言葉が出てくるように、オトコの40歳は人生の基盤が固まる年でもあります。

ところが、僕の人生は孔子の話とまるで正反対。起業こそしていたものの大した業績を上げていたわけではなく、挙句の果てにはトラブルに巻き込まれて生活が脅かされる始末。まさに八方塞がりとは、当時の僕にピッタリな言葉でした。

そんな僕が1年16冊の電子書籍を出版し、WEB集客コンサルタントとして活動しているのだから、人生は本当に何が起こるかわかりません。

僕はこのnote第1回目の記事で、自己紹介がてら書く力稼ぐ力に変えたという話をさせていただきましたが、今回はそれだけの数の電子書籍を短期間で書くに至った経緯をお伝えしたいと思います。

1.電子書籍は誰でも簡単に出版できる?

僕は初めて会う人に自己紹介するとき、電子書籍作家と答えているのですが、結構な割合で「本出されてるんですか!スゴイですね」と言われます。

もちろん、褒められることは嬉しいのですが、イマドキ電子書籍なんて誰でも書けるというのが本音です。事実、作家は5万といますし、僕の書いている電子書籍はわずか10分で読めるミニ書籍で、執筆に大した時間はかかりません。

ですから、1年で16冊と聞くとスゴいと思うかもしれませんが、実をいうと誰でも簡単に書けるのです。ただ、僕には一つだけ他の作家がマネできない強みがあります。

それは、僕が書いた電子書籍すべての作品を、それぞれ体系化した1つのコンテンツとしてコンサルティングができるということです。

人に何かを教える、いわゆる講師業の方は世の中にたくさんいらっしゃいます。みなさんそれぞれが専門分野を持ち素晴らしい講師だと思います。ですが、ほとんどの講師の方は専門分野が1つですよね。

僕の場合は、電子書籍の数だけ専門分野があります。もちろん、中途半端にあれこれ手を出したわけではありません。すべて時間をかけてしっかり学んだものばかりです。だから、その知識・技能には自信があるんですね。

とはいえ、コンテンツの自慢ばかりしていても印象が悪いので、電子書籍の話に戻りましょう。

2.複数の異なるテーマを短期間で書ける秘密とは?

先ほど申し上げましたように、僕は1年で16冊の電子書籍を出版させていただきました。しかし、すべての作品で講座を開けるということは、当然すべての作品のテーマが異なります。

複数の異なるテーマを短期間に書くなんて本当に誰でも簡単にできるのでしょうか?

例えば、あなたがヨガのインストラクターだとしたら、ヨガについての本はさほど時間をかけることなく書けるでしょう。しかし、マヤ暦についてとか色彩についてとなった場合、仮にあなたがそれらの知識を持っていたとしても、ササッと文章を書くことは簡単ではないと思います。

ではなぜ、僕が異なるテーマについて時間をかけずに文章を書くことができるのかというと、それは文章構成のテンプレート(下記画像参照)を持っているからです。

実をいうと、文章を書くときに一番時間がかるのは構成と言われています。何をどのように伝えるかが決まっていないと、誰でも執筆は進まないものす。でも、その構成がわかっていれば、おのずと早く書けますよね。

3.コンテンツライティングのゴールデンルール

文章構成のテンプレートがあればどんなテーマでも、どのように書けば良いかがわかります。ただ、それだけでは単に短期間でたくさん文章が書けるというだけです。文章を書いた以上、人に読んでもらえなければ意味がありません。

そこで、コンテンツライティングのゴールデンルールをご紹介します。

人に読んでもらう文章を書くために僕がオススメするのは、リードとサマリーに力を入れるということです。

リードとは、見出しから本文へつなげるために書く1~2行部分で、その先の文章を読むかどうか判断する大切な文章です。また、サマリーとは要約のことで、わかりやすくまとめられていることが求められます。

それで、リードとサマリーは、タイトルの意味をもっと説明・補足したいときやタイトルと本文への橋渡しが欲しいと思えるときに有効なツールで、

・本文の「予告」(本文のチラ見せ)
・ライターと読者の「ウォーミングアップ」
・本文の(中身)の良さを伝える「チラシ的なもの」
・雑誌の袋とじのように「ワクワク感を与える」

・・・といった役割があります。

こうしたリードとサマリーをしっかり書くことで、読者は期待感が高まり、本文へと読み進んでくれるのです。それに、事前に本文の内容がわかれば理解がより深まりますから、伝えたいメッセージをより効果的に訴えることができると言えます。

このように、リードとサマリーに力を注ぐことであなたの文章は人が読みたくなる文章に変わりますから、ぜひ実践してみてくださいね。

おわりに.

さて、いかがだったでしょうか。

僕が1年で16冊の電子書籍を書いたり、毎月数十本の記事を執筆したりできるのは、ご紹介した文章構成のテンプレートとコンテンツライティングのゴールデンルールを身につけていたからこそです。

ですが、あなたもこのテンプレートとゴールデンルールで短期間にたくさんの文章を書くことが十分可能です。もし、WEBライターとして活躍したい!という想いがあるなら、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

ちなみに、2018年5月9日現在、僕の電子書籍は18冊が出版され19冊目も6月に発売されることが決まっています。もし、よろしければ一度、どんなコンテンツがあるのか見ていただければと思います。

前田こうじの電子書籍一覧

また、僕の電子書籍は株式会社まんがびと様から出させていただいておりますので、あなたも電子書籍出版を検討してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。


WEBは苦手!という個人事業主のサイト制作からプロモーションまでを一括サポートしています。また、その際に必要な売れるコピーが書けるようになるライティング講座も主催しています。