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副業Webライターに知ってほしい「稼げない」や「コスパが悪い」から抜け出す方法

Webライターとして副業を始める人が増えていますが、実際に始めてみると想定していたほど稼げなかったり、コストパフォーマンスが悪いと感じたりすることがあるのではないでしょうか。

僕は一応ライターとしては先輩の部類に入るので、僭越ながら、上記のようなストレスや葛藤を取り除くための方法を多角的にアドバイスさせていただきます。

ライティングスキルの向上や案件獲得のためのマーケティングについては、すでにご存知かもしれませんが、その他も方法についても事例を交えて具体的に解説しますのでぜひご覧ください。

1. ライティングスキルの向上

継続的な学び

ライティングスキルを向上させるためには、当たり前といえば当たり前なのですが、継続的に学ぶ姿勢が重要です。

たとえば、以下のような学びを実践してみてはいかがでしょうか。

  • オンラインコースの受講:Udemyのようなプラットフォームで提供されているライティングコースを受講し、基礎から応用まで学ぶ。

  • セミナー、ワークショップへの参加:地元やオンラインで開催されるライティング関連のセミナーやワークショップに参加し、実践的なスキルを磨く。

  • 定期的な読書:ライティングに関する書籍を定期的に読むことで、さまざまなテクニックを学びます。僕のオススメは田中泰延氏の「読みたいことを、書けばいい。人生が変わるシンプルな文章術」です。

フィードバックの活用

フィードバックを積極的に取り入れることで、自分の弱点を見つけ、改善することができます。

とりわけクライアントからのフィードバックを詳細に読み、指摘された箇所(たとえば、記事の構成や語彙の選び方など)の改善は非常に大切です。

2. 案件獲得のためのマーケティング

ポートフォリオの充実

自分の実績を示すポートフォリオを充実させることで、クライアントからの信頼を得やすくなります。

ポートフォリオというと、めっちゃオシャレで凝った作りのサイトでないといけないから、「自分にはムリ」と思うかもしれません。しかし、WebライターはWebデザイナーではないので、そこまで考えなくて大丈夫です。

たとえば、WordPressやWixなどのプラットフォームなら、無料のテンプレートがあります。なので、デザインはテンプレートに任せて、自身の経験やスキル、実績の掲載に注力しましょう。

とりわけ実績については、各記事についてどのような目標を達成したのか、読者からの反響はどうだったのかなどを掲載すると好感度が高まります。たとえば、SEO対策に成功した(特定のキーワードで上位表示された)ことなど。

ネットワーキングの活用

自身のネットワークを広げ、新しい案件の情報を得ることもWebライターがやるべきスキルアップの一つです。

代表的なのはSNSの活用です。X(旧Twitter)やLinkedInなどのSNSを活用して自分の記事をシェアしたり、ライターのコミュニティに参加したりします。

オフラインのイベントに参加するのも良いでしょう。 ライティング関連のセミナーやイベントなど、業界の方々と交流することで新しい情報に出会えます。

ターゲット市場の理解

ターゲット市場を理解し、そのニーズに合ったコンテンツを提供することも重要です。ていうか、むしろこれがWebライターとして最もやるべきことかもしれません。

ターゲット市場を理解するための行動例

  • 市場調査の実施:自身のターゲット市場についてリサーチし、どのようなコンテンツが求められているのかを把握します。たとえば、Googleトレンドやキーワードプランナーを使って人気のあるトピックを調べます。

  • 特定分野の専門知識を得る:ある分野に特化したライティングは専門性という意味で常に需要があるため、専門書を読んで知識を深めるだけでも他のライターを一歩リードできます。たとえば、テクノロジー(AI・半導体)や健康、金融といった分野です。

  • クライアントのニーズに応える:クライアントからの依頼内容をしっかりと把握することで、ターゲットに寄り添った読者ファーストの記事が書けるようになります。

さて、ここまでは一般的なライティングスキルやマーケティングの話なので、「そういう情報はすでに他の記事やセミナーで承知済み」という方も多いでしょう。

なので、ここから先が今回、本当にお伝えしたいお話になります。

3. マインドセットの調整

副業と言えどもビジネスには変わりありません。そのため、Webライターとして活動し始めるにはスキルや経験のほか、マインドセットも重要です。

現実的な期待を持つ

皆さんは、副業としてWebライターを始めるとき、より現実的な目標を設定していらっしゃいますか?もしかしたら、「大体、月に〇〇万円くらいあったら良いな」くらいの感覚の方がいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん、目標は大きい方が良いに決まっていますが、最初はあくまでも副業(小規模)です。なので、まずは小さな成功を積み重ねていくことを目指した方が、理想と現実のギャップに苦しみにくくなります。

たとえば、最初の目標を「毎月4本の記事を書いて、2万円の固定収入を得る」として、それを達成することで自信につなげます。そうやって一つずつステップアップしていくことで、「1年後は月に10本書いて、5万円〜10万円の安定した副収入を得る」のように目標を広げていくのです。

ストレス管理

ライターは上司がいるわけではないので、自己管理能力が求められます。

ライターを始めたばかりだと、時には未知のテーマでストレスがかかることもあるでしょう。でもそんなときこそ、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です。

ストレスフリーのための行動例

  • 適度な休息を取る:定期的に休息を取ることで、心身の健康を保ちます。たとえば、1時間経ったら10分休憩する!とかライティングが終わったらストレッチをする!などです。

  • リラックスする趣味を持つ:リラックスするための趣味を持つことで、ストレスを解消します。たとえば、お気に入りのカフェでのんびり読書、ヨガや散歩で頭のゴミを整理するなど、フリータイムを充実させます。

  • 運動する:適度な運動、ストレスを軽減し、心身の健康を保ちます。アスリートのような運動をする必要はありません。自宅で5分腹筋やスクワットをするだけでも十分です。

ポジティブな自己評価

マインドセットを整えるとき、大切なことがもう一つあります。それは、自身の能力の自己評価を高めることです。

これはエフィカシーと呼ばれるのですが、自分は目標を達成できる人間であると考え、常に目標を達成している生活環境を想像します。仮に、上手くいかないことがあっても、「今日は自分らしくなかった、明日また頑張ろう」で済ませます。

なお、マインドセットは一言では語れないので、もしよろしければこちらの書籍をお読みいただけると幸いです。

4. 本当にやりたい仕事を見つける

さて、自分も副業をやってみたい!と思って始めたライターですが、想定していたような仕事ではなかった方は、あっさり諦めた方が良いのでしょうか。あるいは、世間でよく言われる「仕事はそんなに甘いもんじゃない」のでしょうか。

そこで大切なのが、ライターという職業にチャレンジしながらも挫折気味の現状を踏まえて、本当にやりたい仕事を見つけることです。そして、本当にやりたい仕事を見つけるには、自己分析から始めます。

自己分析

以下は自己分析の具体例です。

・興味や価値観の整理
自分の興味や価値観を整理し、それに基づいて目標を設定します。自分はどんなテーマに興味があるのか、世の中にどんな価値を提供したいのか、真剣に考えてみましょう。

・キャリアの方向性を決める
自分のキャリアの方向性を決め、そのために必要なスキルや経験を積む計画を立てます。「やっぱり本業で出世したい」「ライター経験を本業に生かしたい」「もっと腕を磨いてライターを極めたい」など、今一度、自問自答してみてください。心の中にはハッキリとした気持ちがすでにあるはずです。

・自己啓発の実践
自己啓発というと怪しい響きですが、単純にキャリアカウンセリングを受けるだけでも十分です。より本格的な方が希望なら、本物のコーチング(認知科学や臨床心理を専門機関でしっかり学んだコーチのコーチング)を受けることをオススメします。

パッションを追求する

自己分析うんぬんより、すでに自分の心の中でメラメラと情熱が湧いていることがあるなら、それこそが本当にやりたい仕事です。なので、迷うことなく本当にやりたい仕事に向かって歩き出せば良いでしょう。

たとえ小さな一歩でも、僕たち人間の脳はやりたいことに向かって進んでいると、クリエイティブになり合理的な行動ができるようになります。

を持って取り組める仕事を見つけることで、仕事の質も向上し、収入も増える可能性があります。


まとめ

副業として始めたWebライターのストレスや葛藤の話から、最後はやりたい仕事についてと、少し理論が飛躍しすぎたかもしれませんね。

しかし、僕たちライターは幅広い情報に出会える職業です。なので、その特性を生かして、ここまで簡単ではありますがアドバイスさせていただきました。

ただあれこれお伝えしましたが、どんな仕事でも最も大切なのは自分自身を信じ、楽しみながら取り組むことです。目標に向かってさえいれば、マイペースで問題ありません。

一歩ずつあなたの理想に近づけるように、ライター生活にしても本業にしても、はたまたあなた自身が気づいた本当にやりたい仕事であっても、あなたが充実した職業生活をされている未来を願っています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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