「マッドマックス:フュリオサ」を観た!
昨日、「マッドマックス:フュリオサ」を観てきました。
ただ一言で述べるとズバリ、
面白かった!
本作は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015.6.20公開)の“前日譚”です。
「怒りのデス・ロード」を観てからもう9年が経っているため、フュリオサというキャラクターについてすっかり忘れていましたが、それでも独立した作品として十分に楽しめました。
寡黙なフュリオサですが、しっかりとキャラが立っており大変惹かれるものがありました。復讐に燃える彼女ですが、かと言ってギラギラしたところや強い陰鬱さが無い描写が魅力的にしているのかもしれません。
ビジュアル面はいつもの「マッドマックス」の世界で、カーチェイスに限らず全てに渡って堪能できました。
CGもあるのでしょうが、ほぼ全てが砂漠が舞台のため撮影は過酷だったと思います。出演者とスタッフに讃辞を送ります。
ホント、よくこれほどの作品世界を創出したものだと感嘆しきりです。
148分の本編ですが大きな破綻が無く引き締まった展開だったと思います。
製作・脚本・監督のジョージ・ミラーに敬意を表します。
今回はファイルーズあいの演技を堪能したくて吹替版を選んだのですが、彼女が演じるフュリオサは違和感が無く好演だった言えるでしょう。他にもディメンタス役の三宅健太はハマっていました。
話題性を求めてタレントなどではなく、ちゃんと専門のいわゆる声優を起用しているため、良いキャスティングでした。
※文中敬称略