構想録note版〈13〉
「構想録」とは読んで字のごとく、私が考えたオリジナル・ストーリーの構想を記録していく“創作ノート”です。
実は成年向アニパロ その2
私の妄想の世界へようこそ。
〈12〉にてこの「構想録」に初登場したキャラクター、主人公の“アイ”についての続きです。
セルジアは女性上位の社会であるため(決して女尊男卑ではない)、女性が同時に複数の男女と肉体関係を持つ事は禁忌とされていません。ただし既婚女性の場合は“男性”と関係を持つ事は倫理に反します。
アイは特にオスカルへの思いが強く、夫であるアンドレの元へと死に急ぐオスカルへ猛烈なアタックの末、ついに彼女の妻となります。ちなみに、この場合オスカルにとってもアイは妻になります。
「ノン・グラウツ」(←名称要再考)これがアイの爵位です。正しくはこれは爵位ではなく、今上コレット女皇から「不臣の礼」で、臣下ではなく師友として迎えられている証の称号になります。アイの人間的魅力もさる事ながら、この「ノン・グラウツ」という点から彼女はコレット朝において高い人気を得ますが、オスカルをパートナーとした後もロランら少年達との房事を続けている事が彼女の瑕瑾となります。
セルジレン(セルジア人類)と日本人とのハーフいう以外、アイの出生は謎につつまれています。
彼女とオスカルの2人は百官の中で特別に、女皇の寝室まで入る事が許されています(アイと女皇との房事有り)。女皇はアイを娘の如く可愛がり、それに応えるためか彼女は打ち解けた席では女皇を“お母さま”と呼びます。
三名家のひとつであるユァンシェルを名乗っていますが、血の繋がりは無く便宜上の養子にすぎません。
これが漏れ伝えられたのか、アイはコレットの本当の娘だとする噂があります、しかし、確かな証拠はありません。
これを耳にした皇太女ジンジャリットはアイを自分の立場を脅かす存在ととらえ、恐れ憎しみを抱くようになります。また、アルセル=モワイエヌによるコレットの廃立にジンジャリットが乗ったのも、この噂により女皇へ不信感を抱いていたことが理由です。
アイについては〔第一部〕の登場人物紹介で詳しく述べたいと思います。
この人物は本来、セルジア皇国の設定とは全く関係がありませんでした。
しかし、2012年8月に〔第一部〕の構成を始める際、どうせ自分の頭の中だけの妄想なのだからもっと自由に楽しくやろうと思い、登場させた次第です。
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〈この項おわり〉