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考える機会を与えてくれる広告

今日の散歩で見つけた広告である。
散歩するときにこうしたものを見つけるのが密かな楽しみといっても過言ではない。

さて、これは一目で「栗」のお店であることが分かる。
それは全く問題ない。

次に「香甜糯」を推しているが、これはお店で売っている栗を表現したものだと分かる。

ただし、第一に、その文字が大きすぎて店名よりも大きく打ち出しているというのがきになった。それなら、一層お店の名前を「香甜糯」とすればどうか。とまで考えてしまいそうだ。

しかも、この三文字が並んだとしても、そこまで「おいしそう」と感じないのはなぜだろうか。やはり栗といえば実演販売でおいしそうなにおいを周りに出す(といっても、それは砂糖の甘さも関係しているので、食べ過ぎると太る)のがふつうである。このお店では文字で推そうと考えてみたが、効果はどうだろうか。

次に、栗を持っている人である。ここからはあくまでも推測だが、会社の社長なのだろう。大きな栗を抱えている。ここにいくつかの疑問が湧いてくる。

①このお店は、こんな大きな栗を売っているのだろうか。
→常識的に見て、これはあり得ない。

②この男性はどなた。
→たぶん社長

③なぜ、「男性」が拡大した栗を「抱える」必要があるのか。
→不明

④強調したいのは、「男性」なのか「栗」なのか
→たぶん栗だろう。

⑤人の意味とは

といった考えが出てくる。
あくまでも勝手な推測で恐縮だが、

どうしても広告に自分の写真を使いたいということであれば、食べているシーンでも良かったのではないか。湯気が出ているような構図、もしくは家族で一緒においしそうな栗を食べているところでも良い。

そう考えると、この広告から何を伝えたいか今一つ分からない。それは私の能力不足だろう。分かる方がいらっしゃったら、ぜひご解説をお願いしたい。

そして最後に、こんな「おいしい」栗を売っているのだから、お値段は安くないだろうということだ。値段も書いていないので、なかなか入りづらい、いや私は入れなかった。

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