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つれづれなる日々のこと

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2017年9月の記事一覧

10年のあいだに作られるもの。

10年のあいだに作られるもの。

「お前には、まだそれは10年早い!」
この前言われてしまった言葉だ。
ニュアンス的にはもっと柔らかかったし、「下手に手を出さない方がいいよ」という意味合いが強かったんだとも、今になって思う。けれど、私は結構なショックを受けた。

もちろん、まだまだ勉強が足りないことは自分でも分かっている。アイデアだなんてとても言えない段階。発芽も何も、まだ袋に詰められてホームセンターで並んでいる花の種くらいのレベ

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栗に教えてもらったこと。

栗に教えてもらったこと。

「初物だし、せっかくだからもらってきたよ」
夫はそう言いながら、紙袋を私に手渡してきた。
私はありがとう、と紙袋を受け取り、袋の中をのぞき込んだ。
やれやれ、だ。
嬉しい気持ちもあるけれど、ちょっとウンザリする気持ちがどうしても混じってしまう。

紙袋の中にはたくさんの栗が入っていた。
夫の実家は、ちょっとした栗の畑があった。昔は観光農園のようなことを営んでいて、栗拾いや芋掘りに来る人も大勢いたと

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素晴らしき哉、鳥類学。

素晴らしき哉、鳥類学。

研究者が書いた本は、難しそうだ。
そう考える人はたくさんいると思う。

もちろん、小難しい理論やら何やらが書かれていて、はじめの数ページで「あ、どこか遠い世界に吸い込まれる」と思うやいなや深い眠りに誘われてしまう本もある。

しかし、この本は違った。
「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」
著者:川上和人 出版:新潮社

そもそも、鳥類学ってどんな研究なんだろう? 素朴な疑問から私はこの

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