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極私的! オミクロン体験記

Gonmatus所属夢実現応援グラレコーチ®︎の八川まどかです。

先月末、オミクロンに感染してしまいました。まさか自分が感染するとは夢にも思いませんでした。

「感染後の自宅療養っていうけれど、どんなふうに生活すればイイの?」

これって皆さん、すごく気になりませんか?! 実際、療養中に色々と調べてみたのですが、痒いところに手が届くような「これ!」といった内容は、あまり出てきませんでした。

というわけで、個人差もあるし、かなり極私的な内容ではありますが、私の体験が少しでもお役に立てれば…そう思いたち、当時の状況を振り返りながら、グラレコを交えて綴ってみたいと思います。

(トップ画像。一番知っておいてほしい3つのことをまとめてみました。)

■ 本当に「ただの風邪」ではなかった

まずは、発症初日から峠までのプロセスを振り返ってみます。

ある日の夕方。急激な怠さがあり、その日の真夜中に、激しい悪寒がしました。翌朝、熱を測ってみると37度ちょっと。昼頃には39度近く上がったものの、半日で37.5度に落ち着きました。

ご飯も食べられたので寝れば治るだろう…思っていた2日目の夜「刺すような喉の痛み」が始まりました。

市販の喉の痛みを抑える薬やトローチ、龍角散等の薬は、ほぼ効果なく、「唾ゴックン」する度に刺すような激痛。(実際に、喉が痛過ぎて、ご飯が食べられなくなり点滴する方もいるそうです)

夕方〜夜にかけては38度越えの発熱が続き、3日目からは喉の痛みに加えて咳も出始めてきました。同じ頃、家族も発症し、いきなり39度超えの発熱。お互いシンドイけれど、「まだ動ける状態」の者が、食事や身の回りの世話などをするといった感じで「ゆるめの協力体制」をつくりました。

流石に病院へいった方が良さそうだようね…そう思い、連絡を入れてみました。幸い、すぐに予約が取れたので「発熱外来」へ。

行ってみると、そこは病院の裏の方に設置されており、やはり「ただならぬ雰囲気」が醸し出されていました。

看護師の指示に従って、問診票に発熱の度数や頻度、その時々に現れた症状などを細かく書き終え、パルスオキシメーターで血中酸素飽和度が正常かどうか確認したあと、医師による診断が行われました。

「典型的な(オミクロンの)症状だね。」

問診票を見ただけでしたが、開口一番に医師からそう言われました。続いて、一番激痛が走っている喉を診てもらった時の衝撃の一言がこれでした。

「やっぱり、喉ぜんぜん腫れてないんだよね。」

え?! 腫れてない?! 

「若い人に多いんだけど、痛みが治まるの6日位かかるかな。多分ね、それまでは薬効かないとおもうよ。」

正直すぎる医師の助言を聴きながら、その後はテレビでよく見かけていた初の鼻咽頭検査へ。

私はこの手の検査が心の底から苦手で、子どものように「苦手なんです。本当に嫌です…」と看護師に訴えましたが、そこはプロ!「お見事です」と思うほど、痛さも辛さも感じないまま、あっという間に検査が終わりました。

(散々嫌だと言って、終わった後に涙が出ていたせいか、看護師から「よく頑張りましたね」と言われました。これは、笑い話でしかないです…)

解熱、喉の痛み止め、咳止め、胃薬、様々な薬を処方されたものの即効性なし。真夜中にこれらの症状がフルコンボで襲いかかってきた4〜5目の夜は「…ただの風邪じゃない」と、身をもって痛感しました。

(たまたま買い置きしておいて良かった食糧などは、こんな感じでした。本当にしんどかったので、手軽さが一番でした。)


■ 心のケアと起伏の変化「ゆっくり行こうよ。人生は」

それからも発熱と喉の痛み、止まらない咳が続く毎日を送りました。

「今日は大丈夫だろう。明日は大丈夫だろう」そう思っていても、なかなか復活できない。鼻詰まりもあってか、嗅覚と味覚までボヤけてくる始末。

「元に戻らなかったらどうしよう?!」

そんなことよりも、「今は自分の身体と心の声を素直に聴いてあげること」。それが大事って、わかっていても、「いつ治るんだろう?「身体中しんど過ぎて集中力がない」「こんな状態で仕事に復帰できるんだろうか?」

焦りや不安に押し潰されそうになりました。

今振り返ってみると、「こんな時なのに、自分に厳しすぎるんじゃないの!?」つくづくそう思います(笑)

「私がそこに存在するだけで価値がある」そう思えなくてもいい。でも、そういう考えがあることを知っておいてほしい。もしかしたらいつか助けになるかもしれないから。

(漢方コンサルタント:櫻井 大典さんのTwitterより)

中医学と心理学を専門に、著者、漢方コンサルタントとして活躍されている櫻井 大典さんの言葉です。療養中に、たまたま見かけたTwitterの言葉でしたが、当時の自分にドンピシャ! 刺さりました。

普段なら当たり前だよね〜と思えるほどシンプルな内容。けれども人は、身体や心のバランスが崩れると大事なことを忘れ、視野が狭まってしまうもの。

そう気づけたのは終盤でしたが、とにかく「生きているだけで十分だ!」今は頭を空にして、食べて寝て休もう! こんな風に手放すことができるようになってからは色々なことが楽になっていきました。

総じて今回の長期療養期間は「ほんとうに、がんばらない」そして「自分に優しくする」ための練習期間でもあったのかも。

「ゆっくり行こうよ。人生は」

今となっては、「一番大切なことを大切にする生き方」をオミクロンが教えにきてくれたのではないかと思ってしまいます(笑)

(「大切なものを大切にする人生を…」作家でコーチングの師匠である藤由達藏さんから教えてもらった言葉でもあります)

■ 「感染防止」よりも「感染してしまったらどうするか?!」


まだまだオミクロンの流行が続く日々。

確かに「感染防止」は大事なこと。けれども、「誰もが感染してしまう可能性があること」なのだと捉え直し、「感染してしまった時どう生活するか?」「どんな気持ちでいられたら、少しでも楽になれるのか?」こちらにフォーカスしてみることも大事なことなのではないかと、身をもって感じました。

これは失敗を恐れるよりも、失敗した後どう立ち直るのか?! 失敗したり、凹んだ時の自分なりの立ち直り方を知っておくこと、と同じことだと思います。

「感染後の自宅療養っていうけれど、どんなふうに生活すればイイの?」

療養期間中、この素朴な疑問に対して、どうにかしたいと色々調べてみたけれど、ほしい情報は殆ど見当たらなかった。個人差もあるし、諸説ある。たぶん明確な答えが見当たらないほどに「最先端すぎる流行病」だから、声を上げて「こう言うものだ」と言及できないは仕方のないことです。

だからこそ今回、極私的な話ではありますが「オミクロン体験談」として気づいたことや、感じたことを綴らせていただきました。

■ 何ものにも代え難い特効薬

オミクロン体験。最後になりますが、やはり一番大切なものは、ご縁や、つながりだったのではないかと思います。

療養期間中に頂いた「焦らずに。ゆっくり休んでね…」といった「労いの言葉」や「真心」は、何ものにも代え難い特効薬✨

ちょっとしたメッセージのやり取りをするだけで、心がす〜っと軽くなる瞬間を何度も感じました。

応援して、支えてくれた家族、親戚、仲間、友人、体験談を読んで下さった皆さまにも、この場をお借りして、心からの感謝の気持ちをお伝えしたいです。ありがとうございました🙇‍♂️✨

1ヶ月経ったものの、たまに咳込むこともあったり、本調子に戻るまではもうちょっと時間がかかるのかなぁと言う日々です。暫くはリハビリ期間と捉えて、春に向けて身体と心の声を聴きながら、焦らずにゆっくりいこうと思っています🌱

(療養中に頂いた言葉は何ものにも代え難い特効薬となりました✨)

お読みくださった方へ…どうもありがとうございます!! 大変なことも沢山あったけれど、本当に大切なことに気づけたり、当時を振り返りながらnoteに、こうして体験記を書くことができたことも「貴重な経験」だったように思います。

私の経験談が少しでもお役に立てれば、幸いです😌

そして、皆さまの夢の実現を心より応援しております📣✨

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