マツヤマ

2020年コロナ禍の始まりと共に3回目のフリーランス生活をはじめました。 足掛け6年く…

マツヤマ

2020年コロナ禍の始まりと共に3回目のフリーランス生活をはじめました。 足掛け6年くらいはフリーランスとして生きています。 営業コンサルタント、イベント企画開発を中心に、フリーライター等。 できることは何でもやります屋さんです。

最近の記事

「毒を以て毒を制す」は令和基準のコンプライアンスなのか

世論として、「日本人は仕事や収入を隠す傾向が強い」とよく言われている。 それについては私も全く同感で、ただ事実を述べることを拒絶することは 自分が嘘をついている、隠し事をしなければならない人間であると映ると考えているようだ。 以前外資系の企業に勤めていた時の同僚、知人もそうだったように 初対面であっても、最低限の信用を得た相手には身分を明かすのがマナーかと思うほどだ。 日本国内で流されるままに生きてきた私の書くものに出てくるのは 全てが日本人、もしくは最低でも日本に定住し

    • 高円寺って不思議な街だね

      出会いがあれば、別れがある。 だから高円寺に行った。 もう、日が昇っていた。 流行りの歌じゃないけれど、何万回の夜を過ごしても忘れたくない。 そんなことを思う人と、あと何人出会えるだろうか。 めずらしく感傷に浸っていたのだろうか。 ボロボロの喫煙所にいる猫背は、寂しく見えたのだろうか。 「兄ちゃん、元気だね。目真っ赤だ。」 スト缶ぶら下げてるおっさんのナンパ。 「おれは葉っぱで捕まって、こないだまでアッチいたんだ。」 目の色は生まれつきだ、ほっといてくれよ

      • 炎上中の『60代女性記者が見た秋葉原のリアル 安ホテルに吸い込まれる制服女子たち、ファミレスでの擦り切れたジャンパー男性との会話』を「30代男性記者」が30分でレビューしてみた。

        炎上中の下記記事を、一応秋葉原中心にルポライターとして生きている自分の目線から改めて読み直してみました。 本文から抜粋しながら、個人的に気になる部分を箇条書きしただけなので普段の記事とは性質が異なりますがお付き合いいただければ幸いです。 元記事は下記リンクより。 https://www.news-postseven.com/archives/20230517_1869626.html?DETAIL ●『日本有数の電気街として知られ、観光地としても人気の東京・秋葉原。その

        • 何が彼女たちを動かすのか-選択は青春の過ちか-

          「今日帰ったら焼肉なんだ〜」もう5年前の会話なのに、今でも鮮明に覚えている。 名前はあおいちゃん。 7階建の雑居ビルにいくつかの店舗型違法リフレ店が入る、池袋の裏路地のパーティションの一角。 緊張感の溢れるロケーションと彼女の発した言葉にはあまりにもギャップがあり過ぎた。 彼女にとってはなんの変哲もない日常でも、ここは日本に存在してはいけない空間。 無自覚か、目を背けたい現実を誤魔化す為なのか、この時は言葉を発した当人も含めて正解などわからなかった。 「勤務中暇だったら

        「毒を以て毒を制す」は令和基準のコンプライアンスなのか

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        • 炎上中の『60代女性記者が見た秋葉原のリアル 安ホテルに吸い込まれる制服女子たち、ファミレスでの擦り切れたジャンパー男性との会話』を「30代男性記者」が30分でレビューしてみた。

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          秋葉原で未成年少女と出逢ったお店が摘発された話

          遡ること5年、汗ばむことも多くなってきた2017年6月某日、まもなく終電も心許なくなってきた”オタクの聖地”秋葉原。 彼女と私の長期に渡る取材の日は始まった。 土日には歩行者天国にもなる秋葉原のメインストリート秋葉原中央通り。 その大通りの中程にある雑居ビル3階、古いエレベーターに揺られて降りると、布団一枚がかろうじて敷けるスペースだけが取られた無数のパーティションが仕切る店内が見える。 こここそが、2022年5月に売春防止法違反の疑いで摘発された「△△△秋葉原」である。

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          人生の「足の置き場」を考える|働き方が極端でフリーダムな人たち

          前回に引き続き、フリーランスになりたい人からの相談への回答としてこの記事を書こうと思います。 サラリーマンを辞めてフリーランスになろうか"迷っている"という人に真っ先に思うこと。 「転職じゃダメなんですか?」 「部署異動じゃダメなんですか?」 なにが問題で労働環境を変えようとしているのか、明確な理由がなければ"逃げ"です。 逃げることが悪いこととは全く思いませんが、それが動機でフリーランスになっても確実に失敗します。 逃げた先でさらに辛い思いをするのは悪いことです。

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          2021年、コロナ禍で「早期退職する」を考える

          お前誰やねん、というところからはじめに。 私は2020年1月に外資PC、ハードウェアメーカー営業職を27歳で退職しました。 2度目の退職、IT系営業職として計3年半のキャリアです。 一方で、大学生の時からイベントやメディア関係の「小間使い」として4,5年ほどフリーランスとして活動していました。 このあたりの話を詳しくはじめるとややこしくなってしまうので、また別の機会に書こうと思います。 私が伝えたいことは「その気」があれば、誰でも独立できるということです。 この場

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