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惑っております??

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2023年4月の記事一覧

もしかしたら、愛されたかった私は、社会に順応できない私だったのかもしれない。

焦ることが苦手なくせに、
いつもギリギリになってしまう。

急いでいるのに、
ほぼ毎回、忘れ物を取りに戻る。

出かける度に、慌てている。
そんな自分は好きではない。

が、自覚しているより、
相当に嫌っていることを知り、驚いた。

焦る自分や、
忘れ物をする自分に対しては、
寛容になれたと思う。

それは、母に「ルーズだと言われ続けた私」を
自覚していたから。

けれど、合理的でない自分に対する

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欲望が焦がれて止まないものについて。

「なんでこんなに迷うのだろう?」

について考えていたら、
どっちでもありな世界線だから
という結論に達してしまった。

迷うってことは、
選べる余裕があるということ。

危機的状況なら、
決めるより素早く反応している。

今度遅刻したらクビになるのなら、
ノーメイクでも出社する。

クビにならないから、
コレじゃないとか言って、
出がけに服を変えたりするわけですよ。

本当は転職したいのに
自分

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誰にも愛されない自分を、愛してもいいのだろうか。

愛とは、相手を個人として認識することかもしれない。
もちろん、明日にはそうは思っていないかもしれないけれど。

なぜなら、私はそんな断定的で、主観的で、制限されるような愛は嫌いだったから。
むしろ、愛とは真逆の、暴力や支配だと思っていた。

けれど、その他大勢の誰かではなく、相手を個人として認識し、自分の世界観で相手を解釈することは、やっぱり愛なのだと思う。

勝手に私を知った気になって、勘違いな

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母から受け継いだもの。

ついに父に忘れられてしまった。

分かってはいたことなのに、
想像していたより、遥かにショックだった。

父にとっての私が、その他大勢と同じ扱いになってしまった。
娘としての私が、父の中から消えてしまった。

父にとっての私が、特別な存在ではなくなって、
初めて、娘として認識されていたことが
愛だったことに気づいた。

父の娘としての私とは、
父が思い込んでいる私であって、
本当の私ではない。

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