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誰もが発信者になれる時代の文章力。

「本気で言ってんの?
そんなの無理に決まってるじゃん。」

高校生のとき、
将来は文章を書く人になりたい」と言ったら、
友人にそう言って鼻で笑われた。

今から30年ちょっと前の話。
当時は確かにそうだった。

友人に鼻で笑われて、
ちょっとカチン!ってしながらも、
そうだよね、当たり前だよねって納得してた。

夢みたいなこと言ってないで、
(それが私の夢だったんだけど…、)
もっと堅実な道を歩まなくちゃと
受験勉強に専念した。

自分が書いたモノを世に出すなんて、
自分が発信者になるなんて、
めちゃくちゃハードルが高い時代だったから。

私は、
インターネットも、
パソコンも、
携帯も、
スマホも、
SNSも、
全部、社会人になってから

だから、
自分でHTMLを手書きして作ったホームページで、
自分の日記や旅行記に
見ず知らずの人が反応してくれることが、
もう、たまらなく嬉しかった。
自分が発信者になれる、
叶うことはないと思っていた自分の夢が叶っちゃった、と思いました。

すごい時代が来たと思いました。

それが、20代最後の年の話。

だから今、
この環境が当たり前な若い世代が羨ましい。
自分の子どもたちが羨ましい。

小学生のうちから、
自分の手の平の上で、
世界に向けて自分を発信できる。

羨ましくてたまらない。

私の「書くこと」の原点は、
私の話を誰かに聞いてもらいたかったから。
怖い母に、私の意見を常に封じ込められて来たから、
それを誰かに聞いてもらいたかった。

その相手は、
最初は学校の先生だった。
それが、今では不特定多数の人の目に触れている。
Twitterでは、数万人に届く日もあれば、
このnoteだって、毎日150を超えるアクセスがある。

もう、書かない理由がない
だから、私は書きます。

「文章力」が広く求められる時代


そんな時代です。

私は好きで書くことを選んで、これからも書きますが、
そんな人の方が少ないと思います。

多くの人が、好むと好まざるとにかかわらず、
書くことを強いられているのだろうと思います。

時代が変わったからです。

インターネットやSNSを通じて
文章で情報を発信したり、
文章でコミュニケーションを取ったりする機会が増えました。

だから、文章が上手に書けると、
自分の考えや感情を上手く伝えられるし、
他人とのコミュニケーションがスムーズにできたりします。

読む人を引き込む文章が書けたり、
説得力の高い文章が書けると、
自分の考えや意見を強く相手に伝えることができます。

「文章力」というものが、
一部の特定の人だけでなく、
広く一般的に求められる時代になったということです。

分かりやすい文章を書くために


文章を分かりやすくするためには、
言葉遣いや表現をシンプルにすることが重要です。
一文は短く、難しい言葉は避け、
具体的な例や比喩を使ってイメージを伝えましょう。

また、最初にテーマを明確にし、
冒頭で読む人の興味を引く内容を書いて引き込み、
その後で、テーマを順番に展開していくと良いです。
読む人が、文章の流れを追いやすくなります。

そして、情報があふれかえっている時代です。
要点は短くまとめましょう。
冗長な表現や余分な情報を省き、
必要な情報を的確に伝えます。
「この情報(文章)は何のためにあるのか」と考えて、
説明できない情報(文章)は省いてしまって大丈夫です。

「文章」という意味からは少し外れますが、

絵や図
を使って、視覚的に伝えることも大事です。
Twitterでは、図解ツイートや動画ツイートが流行ってますし、
アルゴリズム上も高く評価されているようです。

写真やイラストを使って、文章を魅力的にする工夫も効果的です。
「映え」なんて言葉も流行っていますが、
やはり、写真が美しいと目が行ってしまいますよね。
スマホのカメラの性能向上で写真も身近になりました。
Instagramが人気なのも納得です。
私も、noteの見出し画像には気を遣っているつもりです。笑

文章力をアップさせるために


やはり、何事も強くなりたければ日々のトレーニングは必要です。
文章も同じです。

文章を書いていると、
「この言葉って、こういう使い方で良かったかな?」
「これって、もっと違う言い方がないかな?」
そんなことがよくあると思います。

そうした言葉を調べることを繰り返すことで、
語彙力が増え、言語化する力が磨かれます。
そうして覚えた言葉を、どんどん実践で使っていきましょう。

日々の言語化のトレーニングに最適なのは、やっぱり日記です。

フィードバックを受けよう


書いた文章を誰かに読んでもらい、
フィードバックを受けることもとても大事です。

自分のことって、とかく分からないですものね。
自分の文章を第三者に読んでもらうことで、
課題や改善点を見つけることができます。

学生の間はともかく、
大人になると、
誰かに自分の文章を見てもらう機会って減りますよね。

オンラインサロンなどに参加して、
そこで他の人の文章に触れたり、
自分の文章に対する意見をもらったりするなど、
意見交換をするのも良い刺激になります。

私も、プロのライターとして実績を上げている方に師事し、
ライティングについて相談したり、
意見をもらえる環境に身を置いています。

また、ライティングを学ぶ人たちが集まる
オンラインサロンにも参加して、仲間を増やし、日々学んでいます。

「文章力」を磨いて、
誰もが発信者になれるこの時代を上手に渡っていきましょう。

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