バレンタインはチョコより猫がほしいと夫はつぶやいた。
わたしは生まれたときから犬がいるのが自然な家で育った。
幼少期の写真にはわたしの隣に犬が映っている写真がいくつもある。
実家では柴(もどき?)やポメラニアンがいて
わたしはというと外で子供同士で遊ぶよりは犬と一緒に家でゴロゴロと昼寝をするのが好きな、インドアな幼少期を過ごしていた。
それが子供として良いか悪いかは置いといて
わたしは完璧な犬派だったし、大人になって独身で一人暮らしをして犬のいない生活をしていた時もずっと犬と暮らしたくてたまらなかった。
30代をむかえ
結婚も家庭をもつこともないだろうとゆるく未来の展望がみえてきたときに思い切ってペット可の賃貸物件に移り、成犬のチワワを迎えた(この子も保護犬だけど、それは後ほど・・・)
3歳♀チワワと30代の独身女との暮らしは心地よく
このままのんびりと過ごしてお互いにおばさんになっていくのかなと思っていた。
イヌを飼ってから恋人がいなくても全然さびしさを感じることもないし、イヌとの生活はメリハリもでるし、
「このまま二人で暮らしていこうねー♡」
なんて言って1年を過ぎたころ
ひょんなことから猫好きな男性とご縁があり結婚。
結婚後はわたし、夫、チワワと3人で暮らすことになったのだが結婚生活も2年を過ぎたころより、夫の猫飼いたい欲求日を追うごとに高まっていくのだった。
テレビ番組では保護ネコの特集を観たり
YouTubeでネコのチャンネルを追いかけたり
よその家のネコをにやにやして見つめたり
寝るときに「ここにネコがいたら、一緒に寝れるのに・・・」と呪文のように呟いたり。。
そして2024年2月14日には
「バレンタインはチョコより猫がほしい」
と言い出し、百貨店の高級チョコレートを渡したわたしを憤慨させた。
…と同時に根負けをした。
わたしも動物は好きなので猫を迎えることは嫌ではない。
でも猫に対する知識がそれほどあったわけではないから夫の猫がかわいいという意味が深い部分まで分からなかった。
しかし縁あって保護ネコと一緒に暮らすことにより猫のもつ人を惹きつける力やかわいさがようやく気づいてきた。
これからはこの場で少しずつ
私なりの言葉で
ネコ愛を伝えることができたらと思っている。
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