見出し画像

テイクアウトの蟹ビリヤニと私:とら屋食堂@西荻窪

こんにちは。
都内在住、スパイスカレー大好きなマドイと申します。
さてさて、今回のテイクアウト特集は、西荻窪のとら屋食堂さんをご紹介します。南インドのミールスを看板メニューとしているとら屋食堂さんは、西荻窪の賑やかなメインストリートから少し離れた、静かな小道にあるお店です。以前、初訪問時のレポにチラリと「蟹ビリヤニをお土産にほくほく顔で帰路についた」と書いたのですが、今回はその蟹ビリヤニについて書きたいと思います!
実は、とら屋食堂さんを訪ねる直前まで、私はミールスを食すことだけが目的で、特にテイクアウトをする予定はありませんでした。しかし!お店に貼ってあった「蟹ビリヤニ」の文字に一瞬で負けてしまいました……。蟹+ビリヤニが美味しくないわけがない!……と言いつつも、まだ若干迷いがあり(一気にたくさん贅沢してもいいのかという問題)ミールスを注文してからしばしの間、迷っておりました。まぁ、結果、欲望には勝てませんでしたね!そうしてミールスを待つ間、蟹ビリヤニをテイクアウトで注文し、ミールスを美味しく完食したのですが……。ウーバーイーツの注文などもあり、お店は忙しい様子で、できあがるまで少し時間がかかるとのこと。できあがりの目安時刻を書いたカードを渡してもらい、しばらくの間、西荻窪を探索することに。西荻窪のメインストリートの方へテクテク歩いて行くと、実に様々なお店が。それらを見ているだけで、あれよと時間が過ぎていきます。西荻窪……深堀りし甲斐があるスポット間違いなしです!(気になるカフェやカレー屋さんなどがあるので、ちょこちょこ訪れたいと思案中)
そんなこんなで時を過ごしたのち、お店に戻ると……。丁寧に梱包され、袋に入れられた蟹ビリヤニが!軽く中身の説明をしていただき、チラリと袋の中を確認。さっきミールスをお腹いっぱい食べたので、今すぐに食べられるはずもないのですが、わくわくは止められない!お店で食べるのも大好きなのですが、帰路をわくわくと過ごせるのがテイクアウトの醍醐味。美味しい食事と、楽しい気持ちを一緒に持ち帰る幸福感は、何者にも代えがたいです。そうして、崩さないよう慎重に大切に持ち帰った蟹ビリヤニ。夕飯の時刻になり、いそいそと自前のお皿に並べていきます。こういうとき、センスが問われますね。お店で食べたほうが100%見栄えはいいと思うのですが、こうして自分で盛り付けをするのも、テイクアウト特有の楽しみかもしれません。(モノグサに器のまま食べてしまうことも多いのですが)
お皿に並べたのは、揚げたソフトシェルクラブ、ビリヤニ、人参サラダに紫玉ねぎ、レモン、ミント、ライタ的なソース。料理自体が素晴らしいと、素人の盛り付けでも、それなりに見えてしまうなぁと、感服。お昼の余韻もまだ僅かに記憶に残りつつ、夕食もとら屋食堂さんの料理を食べられるなんて、めちゃくちゃ贅沢です。
そんなこんなで、早速ソフトシェルクラブをひと口。時間が経っているので、カリッカリというわけではありませんが、程良い味付けが馴染んだ衣。柔らかな蟹を包み込んでいて、殻ごとバリバリと美味しくいただけます。ビリヤニのお米も、蟹の出汁が良い具合に染み込んでいて、これぞビリヤニ!レモンを絞れば、爽やかな後味。そしてライタ的なソースで、ヨーグルトの酸味と風味が加わり、複雑な味わいを楽しめます。さらに、人参サラダやミントがアクセントとなって、賑やかに、最後まで美味しくいただくことができました。最後のひと口を食べ終えると、一抹の寂しさが……。こればかりは、お店でもテイクアウトでも変わりません。寂しさを払拭するためには、また食べ(テイクアウトし)に行くしかない!お店のTwitterアカウントを見ていると、とら屋食堂さんのビリヤニは本当〜に多彩な種類があるので、蟹ビリヤニ以外にも色々と味わってみたいなと、再びの訪問計画を密かに立てる私なのでした。
(持ち帰り日:2020.04.19)
→店内で食べた際のレポはコチラ

■とら屋食堂:https://toraya.club/
■挿絵担当ぺんぺんちゃん: https://twitter.com/penpenta_0101

よろしければサポートお願いします!レポやイラストがもっと面白く素敵になるように使わせていただきます。