多彩な副菜＋未知なるゴートビリヤニのハーモニーと私：INDIA GATE＠京都烏丸

こんにちは。
都内在住、スパイスカレー大好きなマドイと申します。

今回は久しぶりのビリヤニご紹介です！
そしてお店の場所は京都。妹に会いに行った際、気になっていたお店に伺ってきました。その名も「インディアゲート/INDIA GATE」さん！2020年の7月にOPENしたばかりのビリヤニ専門店です。
京都に到着したその日のお昼。妹宅からそんなに遠くない場所に、美味しそうなビリヤニのお店がオープンしたと知り、いてもたってもいられなくなった私。早速、妹を伴って意気揚々と向かいました。
京都は昔から「碁盤の目」と呼ばれているほど南北と東西に直交する道が多いので、入り組んだ所があまりなく、迷子になりにくい気がします。
しかし今回、ちょっとした罠というか……危うい場面がありました。Google マップでお店の位置を確認しつつ近くまで来たとき、パッと目に入った文字面で、勘違いをして中に入りそうになってしまったのです。
「インディアゲート/INDIA GATE」ではなく「INTERGATE HOTELS」に……。
あとから考えてみれば完全に笑い話なのですが、当時は妹と一緒にホテルの入口でちょっと焦りました！
さてさて。そんなプチハプニング（？）を乗り越え、どうにかインディアゲートさんへ到着！
オープンしてまだ数ヶ月なので、お店はとっても綺麗！外観は全体的に木が使われていて、落ち着いた黒の色味がシックな雰囲気を出しています。看板は、外壁にピカピカの金色の板が設置されていて、それが格好良いフォントの店名型にくり抜かれており、高級感があります。店内はすべてカウンター席で、扉がガラス戸なので、外からも様子が窺えます。
オシャレなお店の様子に若干ドキドキしつつ、ガラス戸を引いて中に入り、カウンター席に座ります。黒板と手元、それぞれあるメニューを見比べながらどうしようか迷っていると。今日の限定ビリヤニのゴート（ヤギ）ビリヤニは終わってしまったけれど、ゴートビリヤニのお米部分はまだあるので、乗せるお肉をゴートではなく、チキンにしていいのなら出せます。と店員さから提案が。せっかくの申し出ですし、ゴート（ヤギ）ビリヤニ未体験の私は、興味津々。お米部分だけでもいいから味わいたい！と、チキンとゴートの間の子ビリヤニ（？）を頂くことに。そして、黒板に「NEW」と書かれていた、豚軟骨のペッパーカレーも美味しそうだったので、追加注文！
妹のほうは、鯛出汁ビリヤニに麻婆豆腐、トマトとシソのアチャール、レンコンのインド風きんぴらをチョイス。（分け合うの前提なので、コチラの副菜は、私が気になったものを注文しました）本当に多彩な副菜メニューがあるので、迷いに迷った末のチョイスですが……実に悩ましい！他にも、エスニック納豆、柿のアチャール、マトン麻婆豆腐、キウイのチャトニ……などなど、気になるものがたくさん！
（食す前から興奮気味ですが）そうこうしているうちに、お皿が到着。今までにない感じの、銅っぽいような真鍮っぽいような色と手触りのお皿です。こだわりを感じます。お皿の上は色鮮やか！副菜は野菜中心です。（ライタ、紫玉ねぎ、パプリカ）ビリヤニの上には、緑が映えるパクチー。そして豚軟骨のペッパーカレーは、取っ手がついた金属の小鍋っぽい器に。こちらにもパクチーが少し乗っています。お腹ペコペコだったので、早速パクリ。口に入れた瞬間、香るのは若干の野性味。でも……嫌いじゃない！むしろ好きなワイルドさ。実はジビエ系も好きでそこそこ嗜んでいるので、大好きなビリヤニと一緒に食せるのは嬉しいものです。このゴートビリヤニ（お肉はチキン）、ワイルドさがありつつも、サラサラとお茶漬けのごとく食べてしまえる不思議！ビリヤニに染み込んだ癖のあるゴートと、スパイスの香り、そして食べやすいチキンのハーモニーを楽しみつつ、添えられたライタの爽やかさや、ピリリとペッパーが効いた豚軟骨の食感も嬉しいカレーで変化をつけつつ、あっという間に完食！
合間に妹の頼んだ鯛出汁ビリヤニも食べましたが、こちらは打って変わって、上品な鯛のお出汁が和風テイストなビリヤニを確立していて、ゴートとは違ったベクトルの美味しさが。副菜も外れがなく、あっさりしたトマトとシソのアチャールは口をさっぱりさせてくれるし、レンコンのインド風きんぴらは、その名の通りきんぴらなのにインド風で、お酒にも合いそう！麻婆豆腐は豆腐硬めでしっかりした味付け。白ご飯に乗せても良さそうです。
美味しいビリヤニ、カレー、副菜に大満足しつつも……他のメニューも味わいたいという欲望が、すぐさまムクムクと。こうして再訪したいお店リストに、またひとつ名店が加わったのでした……！
（訪問日：2020.10.23）

■挿絵担当ぺんぺんちゃん： https://twitter.com/penpenta_0101
■インディアゲート（INDIA GATE）さん：https://twitter.com/kyotoindiagate