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恋愛、仕事がうまくいかない人の理由

「親の顔が見てみたい。」の真実

最近はあまり聞きませんが、よくちょっと前は巷で起きた事件や不祥事に対して世間がよくいうフレーズとして

「どんな育ちしてきたんだろう?」とか
「生い立ちが知りたい。」とか
「親の顔が見てみたい。」などと、世間が言っていましたね。

最近では、都合よく個人主義の時代になってきたので
あまりこのような言葉を言う人は少なくなってきましたが

病院、施設、プライベートで多くの生きづらさを抱えている方に出会うと

育ちの環境というのは、
人生設定に関係しているな。

というのが正直な感想です。

その環境で最も影響を受けるのが
親子関係。

いわゆる、害のある親に育てられているという
背景があり、

アダルトチルドレンだろうケースがほとんどです。

そして、その人たちの様子をみていると

様々な社会生活、人間関係のトラブルに会いやすいことが特徴です。

どうしても色々がうまくいかない
ということで育ちを尋ねてみると毒親といわれるような、
子供を独立した個人として尊重できない支配的な親に育てられていたという背景が見えてくるのです。

人間は育てられたようにしかならない。と思う場面が非常に多いです。

反面教師として学び、成長できている方もそれなりにいますが

断ち切るためのケアをする
専門的な第三者目線を介入させるなどをしないな限り

いくら
「あの親のようには絶対なりたくない」と思っても

傍目から見れば、同じような事をしていて、
連鎖するケースが非常に多いです。

アダルトチルドレンの方々は
独特な世界で育っているので、

漏れなく独特な価値観を有しているので
世の中がどういう仕組であり
どう考え、どう生きるのか?というのを広い視野で学ぶ必要性を強く感じています。

生きづらさを抱えている人たちは
家庭環境が過酷過ぎたために、社会に適合して、
他者と良好な関係を保って生活するという感覚が不足している
ということが理由にあります。

子供ながらにして、大人よりまともな精神的思考で生きてきたので
子供らしい時代を過ごしてきていないという側面があるので

一見、ちゃんとしている風なのですが、
実は大切な基礎や、必要となる愛情が正しくあたえられていないので
自己犠牲的に”いい人”をやり、”承認を得る”のが目的なので
自分の本音を無視した危険な過剰適応をしている事が多いです。

なので、”無理して”他人に合わせる事を
成功パターンとして身につけ実行しているだけなので
いつか破綻が起きるという結末です。

当事者に関わっていてもっとも難しいと思う事の一つに、
「自分ではうまくやれている。」という人が非常に多いということ。

ですので、だいたいの人は
私はしっかり相手の要望に合わせ、期待に答えているのに
「あの人が」「この人が」「あれが」「これが」という形で

自分以外の外の情報のみにフォーカスをしていたり
あるいは、反省をするのだけれど

そこ、反省するところ、
譲るところではありません

というようなところを相手に譲りすぎるなどの癖がある事があります。

自身を見つめず、被害者意識を強めやすいという側面もあるので
支援者はそこに注目しいかに当事者に気づきと変容の機会を提供できるかが
大切な鍵となっていきます。

視野を広げ、新しい価値観を受け入れ日々の生活で実践できるようになれば
過去のネガティブな経験すらも素晴らしいバネに変える力を持っている方が多いというのも事実あるので

なるべく、多くの生きづらさを抱えた人びとが
最善最高の学びを得て人生を変革していく

そんなお手伝いができればと日々考えています。


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