4.1 敷地形状から分かる30の建築パターン

1. 土地の3つの敷地形状と建築計画の3つのプロトタイプ

土地の形状は大きく分けて、接道長が長い(間口が狭い)土地、接道長が短い(間口が狭い)横長の土地、旗竿地の3種類です。まずは前面道路に接する敷地の長さに応じて土地の形状を指定します。

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次に、建築計画のプロトタイプとして、外廊下タイプ、内廊下タイプ、2戸1階段タイプの3つに分類しました。これによって、廊下や階段部分などの共用部と住戸の専有部面積を算出することができます。

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ワンルーム共同住宅(レジ系)建築物の平面レイアウトは、面積別敷地条件9パターン×計画タイプ3タイプの計27の建築計画のケーススタディです。

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2. 地形が悪い土地を味方につけるべし

土地の地形が悪いと、「プランが入らない」「賃貸付に苦労する」と決めつけてしまう方がいます。そもそも、土地を見て決めるテナントはいません。仮に土地形が悪くても、企画や設計の工夫次第で建物のスペック、使いやすさでカバーすることは十分可能です。

逆に、割安な優良用地にも関わらず、十分に精査せず目利きができないと、思いがけないお宝物件を見落とすことになります。むしろ、誰もがスルーして誰も手をつけない土地だからこそ旨味があります。そのリスクをヘッジできるかどうかで、投資リターンが変わってきます。










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