会社員は昼飯にかかるコストを下げた方が絶対にいい話。
先日配信した記事で「神谷町でのサラリーマン生活」を紹介した。
これだけは自分に関わる人に伝えておきたいということがあって、仕事の締切が迫っているのに関わらず記事を書いている。
自分が書く記事の中で人気があるのは当然「電験」に関することだが、それに次いで「サラリーマンのお金」に関することも人気がある。
自分が転職活動する際に工夫を超凝らして、失敗しながらも挑戦した話をまとめたのが著書「転職の資格戦略」。
残業を減らし、年収を維持することを実現できた。
※自分の電験資料(note)を購読して下さった方には無料で電子版をお渡しする計画です。もっと価値を上げてからお渡しします。
知人から依頼をもらったことがきっかけである。
「お前の転職の考え方や戦略は面白いよ!誰かの役に立つって!」と言われて、動いたものである。
動いてから半月でまとめあげ、電子書籍をAmazonで出版することにした。完全ではないものの、告知をせずとも、累計50人には読んでもらって某企業からは紙系で欲しいという声をもらったことは嬉しい限りだ。
だが、一つ矛盾があるので企業側に聞いてみた
職場に「転職の本」を置いて、従業員が転職したらどうするんですか??
当然の疑問である。
だが、驚くべき回答が返ってきた。
「辞める人は辞めます」
「それより、ここで仕事をしたいという環境を作れていないことが問題」
「資格を取るきっかけになればいい」
「労働市場にはもっとヤバい労働環境があることを知ってもらう」
ごもっともであった。
そもそも本一冊を読んで、転職してしまうのであれば、環境が悪いだけだ。
自分はまた考えの幅が広がった。
転職の話から波及して、お金の話をここでしておきたいと思う。
実際に仕事を変えたことで、思わぬお金での優遇を手に入れることができた。
ここを声を大にして伝えたい。
昼飯にかかるコストを考えてみたことがあるか??
自分は自分なりに考えていたと思っていた。
神谷町で昼飯を食べようとすると、お店に入ると500円以上はかかる。付き合いで行くような所だと、800円程度消費したりする。
それでも、普段は500円を超えるような定食は控えていたし、おやつも極力買わないようにしていた。
それで十分俺は節約している。
そんなことを思っていた。
だが、それは思い違いでしかなかった。普段の会社での食事コストをもう少し具体的に考えてみよう。
社員食堂の水準+ジュース代
非常に勘違いしやすいのが「社員食堂の水準」だ。
消費税増税や野菜の高騰等もあり、社員食堂の値段が数年前に底上げされた。
とはいえ、景気が良くなっても値段は引き下がっていない所がイヤラシイ。社員食堂のおじいさんとおばあさんが懐に入れているのである。
社員食堂の値段設定は一度確認しておいた方がいい。
一般人の昼食水準と比較して高いのか、安いのか
ちなみに「昼飯に400円以上」は高いと言える。
高すぎる。
自分はだいたい400円の食事を採っていた。
ここにコーヒー代が入るので、550円。
飲み物代が意外とかかる
前の職場は極めてストレスがかかっていた。
朝礼前にジョージアのコーヒーを1缶飲まないやっていけなかった。
さらに、15時には休憩でさらに1缶飲む。
で、残業時間帯にさらに1缶飲む。
これがルーティンだった。
ポットで淹れる時間が勿体なかったし、疲れていたので自販機を活用してしまっていた。これは仕方がなかったと言える。
昼食550円+コーヒー(120円×3)+お茶(130円)=1040円
1040円!
月に換算したら約2万円!年にしたら24万円。
某企業の資格手当程度は消費しているのである。
高給取りだったのに、それだけ消費していたのである。
そもそも働く場所が悪かった
以前の職場は僻地ということもあり、とにかく歩いて職場まで行かないといけなかった。
持ち物チェックもあって、ゲートが狭くて大渋滞になる。
故に主に弁当箱を持っていくことが手間だった。皆の迷惑にもなる。
さらに冷蔵庫も自由に使えない、手間がかかるような職場でもあった。
冷蔵庫に関してはこんな職場は多いのではないだろうか??
結局は「社員食堂を守る為」「利益の為」とも言える不自由さを会社側が設計していたとも捉えることができる。
ディズニーランドと真逆
ディズニーランドの入場ゲートの話は有名だ。
ディズニーランドは入場の際に生じる混雑は敢えて設計されている。それは混雑を抜けた瞬間の夢の国への解放感をより一層高めているスパイスになっているのだ。
これは色々な本やyoutuberが伝えているので知っている人も多いだろう。
その真逆が前の職場だったのである。
労働者に超手間をかけさせて支払った賃金回収をしている企業だったのだ。色々セキュリティーの言い訳を並べてね。
ペットボトルのコーラで言えば、自販機だけでなく、社員食堂のコーラ代金を150円に合わせているのである。
「おいおい、社員食堂のおばちゃん、薬局でコーラ買い足したり、大量に仕入れていたやん」
がっつり利益を上げていたのである。
地元の人を使った企業の社員食堂はこんなものだ。
どう対応するか
今はかなり良い職場を手に入れることができた。
事務所入り口まで車で行くことができる。
故に、服装が私服で良くて事務所で着替えることができる。
これが全て良い方向に向かっている。
通勤は超大事だと言われているが、その通りだと思う。
通勤に手間がかからないことで「弁当を手持ち」で持っていくことができる。
もし、冷蔵庫が自由に使えなかったとしても、保冷材を入れておけば済む。
通勤に手間がかかるような職場だと、保冷材を入れたバックを運ぶなんて無理だ。
さらに水筒を持っていくことだってできる。
会社の時間が空いたときに水筒も弁当箱も洗ってくれば全てが上手くいく。
昼飯の質と量を変える
昼飯は定食じゃないとダメ
がっつり食べないと頭が働かない
こんなことを自分は考えていた。
しかし、実際そんなことはなかった。
そもそもそんな火花が散るような、頭をフル回転させるような仕事なんて早々ない。
現在、自分は野菜スティックを昼飯にしている。妻に頼んで夕食の際に小さな弁当箱に入れてもらっている。
ローソンの野菜スティックは250円程度するので高いが、自分たちで作る分には超安価で作ることができる。
最初は腹が減るかもしれない。
だが、それを継続していると歯ごたえのある野菜スティックで満腹感が得られるようになる。
しかも、油を控えることで肌も良くなる。
水筒に入れたお茶は半分飲んだら、水を入れて薄めるといい。味はそこまで変わらないし、お茶評論家でもないので気にならない。
コーヒーだって100円で1Lの美味しいものがある。牛乳を混ぜて作っていくだけだ。
自分は会社でかかるコストを3割以下にすることができた。
残業に頼らない給与体系を狙うことで、無駄に消費することもなくなった。
さらに夏場は
職場によっては夏場、ポカリスエットを支給してくれる所もある。
さらにはお茶を作っても良いという所もあるだろう。
こういう会社の恩恵は有り難く頂戴して、仕事でめちゃくちゃ恩返しすればいい。
地位とか名誉とか関係なく、自分は周りの人の為に飲み物を作ってあげるようにしている。
塩飴も支給される所が多いのではないだろうか??むしろ、熱中症対策なので支給をお願いすべきだ。
工夫次第で昼飯だけのコストで済ますことだってできる。
プライドを捨てる
「俺はエリートサラリーマンだ。昼飯は良いものに限る!泥臭い節約なんてできるか!」
こんなプライド、不要だと正直思う。
会社から貰える給与が変わらないのであれば、どれだけ日常のコストを下げられるのか。
ここを考えた方が良いだろう。
環境に応じて、できる工夫とできない工夫があるので自分なりのコスト削減策を模索していくと楽しさもあると思う。
婚活パーティー等を経験していると
「高年収」
「高学歴」
「会社バリュー」
なんて言葉を耳にするし、女性がそういった発言をしているのを目にして「・・・!!」となることもある。
だが、いよいよ時代は変わってきた。残業依存で年収維持していた企業社員が崩れてきている。
ちょっとずつ考え方は見直していった方がいいだろう。
先日観て良いと感じた動画
このyoutubeはTwitterで知り合った方がやられている動画である。
「数字から降りる」という考え方はこれからのサラリーマンが考えないといけないことかもしれない。
この記事を書いたのもこの動画の影響がある。年収より使う費用を抑えるべきだという気付きを伝えておこうと。
自分自身、Twitterの「いいね」「フォロワー数」を気にしていた時期があった。出版社も気にしている人がいたりするから。専門性のある人はフォロワー数×10倍なんていう考え方もあるそうだ。ニッチだけにそんな計算式があるのだろう。
だが、それはあまり意味のないものだと自分は思う。
何故なら、自分が関わって電験に合格した人はTwitterを辞めていくからである。
本気で関わった人、一生懸命な人は合格してTwitterを続けなかったりする。他に面白いものがあるからだ。
大分時間を消費してしまった。
確かに言われてみれば、Twitterは告知だらけ、悪口、誘惑の動画だらけ。フォロワー買いなんてのもある。
「#電験ミニ講座」で自分はツイートしていたのだが、それだけ見てましたという人もいた。
「電験ミニ講座」か「Hな動画」を見ることにしか使わないよ
「だって告知ばっかじゃないですか」
これを言われて目が覚めた。
故に自分もTwitterを辞めようと思っていたりもする。(知人の電験王さんも休止したことも大きい。)
それでも嬉しいコメント、合格しました報告がある。自分によく関わってくれる人は自分の連載雑誌を買ってくれてもいる。
良い出会いがあるから自分は細々とTwitterは続けていこうと思う。
ちなみに、上の動画の人は明るくて、楽しくて周りを盛り上げている人だが、若いのに凄いなと思う。
頑張っていると思う。そして、裏でめちゃくちゃ人生を考えていたりする。
人を盛り上げようとすることはリスクでもあって、滑ったりすると恥ずかしい。それでも明るくいるというのは周囲の人間からとって有り難いことである。
この人がもし会社の社長や何らかの成功をした時、一気に動画の回転数は上がるだろう。
世の中はそんな一面もある。
約2年間、フリーで活動もしてきて人を見てきたが、本当に良い人はいずれ必ず浮上した。人を見て感じる雰囲気で何となく「おっ!」となる。
この人も浮上するだろう。
人間の本質部分を見習って、自分も明るい人であろうと思う。
頂いたサポートは困っている誰かに使わせて頂いております。下さった気持ちは自分が貰うので、できる限りお返しに参ります!!