見出し画像

応募〆切///社会課題領域の"これからの活躍人材"を育成するプログラム「Leaping Rabbit」を始めます【第一期生募集開始!】

社会課題解決に特化した企画とPRの会社であるわたしたちmorning after cutting my hairと、関西を拠点にSDGsコンサルティングや研修サービスを提供する株式会社Dropは、このたび社会課題領域の“これからの活躍人材”を育成するプログラム「Leaping Rabbit(リーピング・ラビット)」を開始します。2020年12月1日より、プログラムの第一期生を募集開始いたしますので、その詳細や背景、応募方法についてをお伝えさせていただきます!

すでに応募したい意欲に滾っている方は応募フォームへどうぞ!

本プログラム「Leaping Rabbit」について

近年、「社会課題」や「SDGs」などの言葉が広く語られるようになり、世界の環境・社会・経済などのサステナビリティ(持続可能性)への注目が高まっています。

最近では学校教育でも扱われるようになり、社会課題へのとりくみは、従来の主流であった公的機関・非営利団体・ソーシャルスタートアップだけでなく、民間企業や複業/副業などによる個人にとってもより身近な存在になっていくことが予想されます。

そのような変化の中で、社会起業家やリーダー”以外”の形でも、社会課題の解決や認知の拡大に貢献する方法や、活躍人材と呼ばれるようなソーシャルセクター内での「プレイヤー」へのニーズは今後より一層高まっていくのではないかとわたしたちは感じています。

本プログラムでは、そんな「社会課題解決に向けたプレイヤーとして活躍できるようになりたい」といった意思を持つ方に向け、ソーシャルセクターでの活躍人材になるために必要なマインドや思考力、スキルアップのための土台を磨くことができる講座を用意しました。

プログラムは全5回。加えて、ソーシャルセクターで長年活動してきた運営事務局メンバーとの日常的なコミュニケーションやフィードバック、情報共有なども受けることが可能です。

画像3

スキルアップができる講座はあちこちで開かれている現代だからこそ、「Leaping Rabbit」では、最短距離でスキルを磨くことを目指すのではなく、その前段階にあるべき「社会課題領域で活動をするために持っておくべき視点の獲得」「自分のスキルや価値観を正しく認識しニーズを整理する力」「適切な自己プレゼンテーションで自分を伝えられる力」「自分にとって重要だと感じられる課題を発見する力」を深め考えることを中心にプログラムを構成しました。

ちなみに、「Leaping Rabbit」の「ラビット」は、陸上競技で選手たちのペースメーカーとなり、伴走しながらも選手たちのスピードを上げて良い記録へ導く役割を担う走者のことを呼ぶ「ラビット」から。さらに、「献身」「速さ」「良縁」のシンボルでもあるウサギをモチーフに、これから飛躍(Leaping)していく「活躍人材」のみなさんこそが、日本の社会課題解決を推進していくキーとなるのだという考えをこめています。

社会起業家塾や次世代リーダー研修など、起業家や組織の中心を目指すのではなく、所属団体のビジョンに基づきながらも、社会課題について自分の言葉で語ることができ、お互いのニーズにマッチした現場に出会い、さらには個として自身のスキル・価値観をさまざまな現場で活かせる「これからの活躍人材」の育成を目指すプログラムです。

スクリーンショット 2020-11-28 18.20.45

■ こんな方におすすめ
・社会貢献に関心があるが、今の自分では何ができるのかわからない・自分の興味関心の方向を見つけたいという方
・しっかりと自分の考えについて自己表現し、人生のチャンスを増やせる人間になりたい方
・ソーシャルセクターへの転職や関わり方を模索されている方
・ソーシャルセクターへの複業/副業を検討している方
・仕事を通して得たスキル・経験を活かして社会課題解決に関わりたい方
・社会課題について考える思考力や、仕事として関わる上でのリテラシーを身に付けたい方
・ソーシャルビジネスの起業はハードルが高いと感じているが、それ以外の関わり方を知りたい方

講座内容と流れ

本講座では、約3ヶ月の間で以下の5つのコンテンツを受講していただき、「社会課題領域での活躍人材」となるための段階的な成長を目指します。

・社会課題やSDGsに関する知識、現場での活動についての講義・講演(2回)
・社会課題を扱うテーマに関する企画立案と提案(ブラッシュアップの個別面談あり)
・自身の価値観やスキルと向き合う自己分析(より深めるための個別面談あり)
・転職や復業/副業にも活用可能な「新しい履歴書」とポートフォリオの作成
・講座を受講した成果として、自分の興味関心やスキル・価値観を表現するためのプレゼンテーション

ステップとして、まずは「社会課題やSDGsと呼ばれるものは何なのか」「現場はどのようなものなのか」といった基本的な知識をお伝えします。その後、実践編として社会課題をテーマにした企画を立案・提案していただき、運営事務局の講師陣によるブラッシュアップ面談をおこないます。三度の面談で企画のクオリティ、テーマに対する視座を高め、その後自分自身のスキルや価値観の把握へと講座は進んでいきます。
最後には、目指す自分の姿と現時点でのギャップを認識した上で、自分自身の今のスキルや価値観、今後進みたい先についてを誠実に・魅力的にプレゼンテーションできる状態を目指し、今後の活動につなげていきます。

スクリーンショット 2020-11-28 20.53.18


第1回プログラム(2月12日)
講義:社会課題とSDGsについて

ソーシャルセクターに関わる上で、基本となる知識として社会課題やSDGsについて学びます。講師は、社会課題解決に取り組む団体・企業の企画・PRを行う株式会社 morning after cutting my hairと企業・団体向けにSDGsコンサルティングや研修を行う株式会社Dropのメンバーです。各講師から、これまでの事業を通して得た知見や生の声が聞けます。
※次回講義までの宿題あり

第2回プログラム(2月26日)
講義・トークセッション:ソーシャルセクターの歴史・団体の講義と現場で働く人の座談会

ソーシャルセクターの歴史や主要な団体紹介の講義と、ソーシャルセクターで働く人を招いた座談会を行います。ソーシャルセクターの全体像やこれまでの歴史を知ることで、どのような課題にどんな形で関わっていくのか検討しやすくなります。また、実際に社会課題の現場で活躍人材として働く人から実情を聞くことで、自身の未来像について想像をふくらませましょう。
通して、ソーシャルセクターに関わるイメージを深めます。
※次回講義までの宿題あり

第3回プログラム(3月5日)
企画実践:出題された課題を解決する企画立案と提案
事務局から出されたソーシャルセクターが抱える課題やテーマに対して、それぞれが必要だと考えるリサーチを通して解決促進・支援案となる企画を制作・提案してもらいます。企画に関する表現方法はそれぞれの得意なスキルや、今後伸ばしていきたい分野で構いません。
(例:ライターとして活躍したい=広報支援やメディア立ち上げの企画を提案する、プロジェクトマネージャーとして活躍したい=商品開発の企画を提案、スケジュール感や外注などの全体感をプレゼンする など)
ひとりにつき、最大3回の企画提案をおこない、運営事務局からフィードバックを受けブラッシュアップしていきます。
このチャレンジを自身のスキルアップや経験値の蓄積に活かせるよう、制作した企画案は、今後の活動にも使えるポートフォリオとして仕上げていきます。
(※テーマはご自身が関心のある社会課題から独自に設定していただいても構いません)

第4回プログラム(4月2日)
自己分析:自身の価値観やスキルに向き合う自己分析
ここまでの講義や企画作成を経て、改めてご自身の価値観やスキルに向き合って自己分析をしていただきます。いくつかのツールを活用しながら、その結果をもとに個人面談をおこない、本プログラム独自に開発した「新しい履歴書」やポートフォリオの作成に取り掛かります。ご自身の価値観やスキルを把握した上で、今後どのような現場や仕事で活躍していきたいのかを改めて整理する機会です。

第5回プログラム(4月16日)
自己表現・企画発表:新しい履歴書とポートフォリオを使った自己表現プレゼン
講座を通して作成したポートフォリオと新しい履歴書の内容をもとに、事務局・他の参加者に向けてプレゼンテーションをおこなっていただきます。約3ヶ月のプログラムの中で発見したご自身の興味関心や伸ばしていきたいスキルの方向性を踏まえ、これからどのような未来に向かっていきたいのかを表明していただく時間です。みなさんのプレゼンテーションを聞いて、お渡しできるチャンスや情報・コネクションがあれば、その場でどんどんお伝えしていくことも可能となります。

■講座で得られる情報や機会
・社会課題やSDGsの情報
・ソーシャルセクターで働く人の経験談
・ソーシャルセクターに適した企画力
・ワークと面談による自己分析
・「新しい履歴書」の作成
・転職先やこれからの人生で進む道を探すきっかけ

受講者の成長イメージ

自分自身を語れるようになる
自身の実感がこもった言葉で、「自身のリソース・スキル」「自身の思想・考え方・特性」を表現できるようになるための練習をおこない、社会課題に関してだけでなく、幅広く「自分のこと」を眼差す機会を創出します。

社会課題をそれぞれの目線で語れるようになる
ソーシャルセクターのプレイヤーが日々向き合っている「社会課題とは何か」「社会とは何か」「当事者とは何か」といった大きな問いから逃げず、自分自身の頭と言葉で理解しようとし、さらにそれらに対してそれぞれが自身の考えを表現できるようになることを目指します。

“心ある”アウトプットができるようになる
社会課題の本質やその複雑性、当事者の感情や立場などを、理解・想像した上で、心あるアウトプットが柔軟におこなえる活躍人材となることを目指します。

場所に適した活躍ができるようになる
自身の強み・経験・スキルを自身で把握することで、状況に応じてそれらを横展開させてさまざまな場所で活躍できる人材を目指します。

講座概要

■ 応募選考スケジュール
募集期間:2020年12月1日(火)〜2020年12月21日(月)23:59
書類選考期間:2020年12月22日(火)〜2020年12月25日(金)
面談期間:2020年12月27日(日)〜2021年1月13日(水)
プログラム期間:2021年2月1日(月)〜2021年4月30日(金)

【 講座スケジュール 】
第一回:2021年2月12日(金) 20:00-22:00
第二回:2021年2月26日(金)20:00-22:00
第三回:2021年3月5日(金)20:00-21:00

▶︎企画提案課題に関して、講座時間とは別に個別提案・ブラッシュアップの時間を設けます。(※以下スケジュール参照)
第四回:2021年4月2日(金)20:00-22:00
第五回:2021年4月16日(金)20:00-22:00

※第三回プログラムにあたる企画提案課題の個別提案・ブラッシュアップスケジュール
第一回:2021年3月5日(金)〜3月12日(金)
第二回:2021年3月12日(金)〜3月19日(金)
第三回:2021年3月19日(金)〜3月26日(金)

プログラム受講定員
6名

開催場所
オンライン開催(講義や面談はZoom/やり取りはSlackを利用予定)
※講義内容や参加者の居住地、コロナウイルスの状況によっては集まる機会を設ける可能性もあります。

受講価格(税別)
限定・初回特別価格8万円(通常料金10万円)
※全ての講義・プログラムの受講料、教材費、Slackでの日常的なサポート料、(希望がある場合)卒業後の現場とのマッチング支援費なども含みます。

応募方法

以下のリンク先のGoogleフォームより、応募書類の記入・提出をお願いいたします。書類選考の合否はメールにてお伝え致します。
※書類選考合格者のみ面談を実施致します。予めご了承ください。

【 ご応募はこちらから 】
(〆切:2020年12月21日(月)23:59)

主催団体・運営事務局

・株式会社morning after cutting my hair
2018年設立。社会課題解決に特化したPRと企画の会社。メンバー全員が、ソーシャルスタートアップや研究という立場から5年以上社会課題領域に取り組み、現場の経験を持っていることも特徴のひとつ。想いのある人たちの活動を後押ししながら、物語の力で心が動き続ける社会・人と自然とテクノロジーが健全に共存していくことのできる持続可能な社会を目指す。

・株式会社Drop
2019年設立。関西を拠点に、SDGsコンサルティングや研修サービスを提供する会社。月間15万PVの「SDGs media」やYoutubeチャンネルの運営などもおこない、SDGsに関する情報発信にも力を入れる。


なぜ今このプログラムを始めるのか

morning after cutting my hairのメンバーは、それぞれが社会課題解決の現場で、プレイヤーやリーダーとして活動してきた経験をもっています。数年前に比べれば随分と身近になってきたようには感じるものの、やはりまだまだ、「社会課題への貢献の門戸は広いとは言えないのではないか」と感じることがあります。社会課題解決への多様な関わり方を実現させるためには、ソーシャルセクターと求職者のそれぞれに解決すべき課題があるのではないでしょうか。

まず、ソーシャルセクターでは、その団体が抱えている経営課題や求めるスキルが明確になっていないという状況がよくあります。そのため、求人情報を公開しても上手くマッチングせず、その団体にとっての即戦力になれるスキルを持っている人や、ソーシャルセクターで活躍するためのマインドセットができている人との出会いが生まれにくいということが起こります。
仮にスキルの高い人からの応募があっても、団体側のニーズを上手くキャッチできなかったり、社会課題への想いや視座が合わず、長く活躍してもらえない結果を招くことも多いというのがよく耳にする現状です。

次に、社会課題解決へのプレイヤーに関心の強い若手社会人(20代〜30代)は、社会課題解決への漠然とした想いを持っているものの、自身が貢献したい社会課題や貢献できるスキルを正確には把握していないという課題を抱えています。そのため、「自分が何ができて、組織のどの部分にマッチするのか、どんな仕事ができるのか」を具体的に、かつ正確に言語化してアピールすることができず、ソーシャルセクターの採用担当者から評価されにくいといった結果が生まれてしまいます。
実際に、morning after cutting my hairとしても、それ以前に運営していた一般社団法人でも、「仲間になりたい!」というお声をくださった方とのやりとりの中で、このようなズレが発生してしまうことが多々ありました。

本当は素晴らしい出会いになっていたかもしれないチャンスが、少しのミスマッチによって噛み合わない状況になっているのです。これはすごくもったいないことだと、長年感じてきました。

これから先の社会において、ソーシャルセクターで活躍する「プレイヤー」といかに出会えるかということは、日本全体の社会課題解決のスピードにも関わってくると私たちは考えています。
より一層複雑さを増し、不安定さを増していく現代だからこそ、想いを持つ者同士の貴重な出会いのチャンスを無駄にすることがないよう、「個人が社会課題にとりくむ」ひとつのあり方を支援できるプログラムを実施しようと決めました。

また、本プログラムの卒業後には、ソーシャルセクターで長年活動してきた主催・運営企業のメンバーだからこその現場とのマッチング支援も実施していく予定です。
新たなチャレンジをしたいという想いのある方、社会課題解決に貢献していきたいという気持ちのある方からのご応募をお待ちしております。

【 ご応募はこちらから 】
(〆切:2020年12月21日(月)23:59)

Consulting for Social challenges with Love. based in TOKYO & SHIGA, JAPAN. ///// 世の中にある「課題」に挑む人たちの想いを伝え、感動と共感の力で、『人の心が動き続ける社会』をつくる。