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今のリーダーにはカリスマ性は必要ない!「チーム力アップ研修」チームを変える力

現在、働く環境を考える会社が多くなってきました。働き方改革やSDGsなど、若手もベテランもこれまでの働き方では通用しなくなっているのを肌で感じているかと思います。どの業種も人手不足に悩んで、新卒採用や中途採用またはアルバイト採用などリクルートに力を入れる企業がここ数年増えてきています。

そんな中、

「今働いている人をいかに活かしていくか。」

社員満足度をアップするために、社員研修が盛んに行われています。

今回、実施した「リーダー研修 〜チーム力とは〜」をみなさんにもご紹介したいと思います。

チーム力とは

そもそも、「チーム力」ってなんなのか?

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チームとチームワークの違いを、まず認識しましょう。

チーム:総合力・集合体
チームワーク:共同性・連帯性

チームワークは、個人と個人の関わりであり「協働性」でもあります。スポーツで例えるとわかりやすいかと思いますが、個人一人がスキルが高くてもチームとしては力をなしません。属するメンバーのそれぞれのスキルが連携し、相乗効果を生み出すことによりチームワークが発揮されます。チーム内の個人のスキルや知識を繋ぎ合わせた時に大きな力が生まれます。
その時に初めて「チーム力」が発揮されます。

なので、チーム力をアップするには、まず個人個人のスキルを繋ぎ合わせることが一番重要になってきます。

チーム力が高いメリット

チーム力が高いとどんな効果が生まれるのか?
それは、

社員のメリットが一番大きくなるということ。

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①生産性の向上
 仕事の効率がアップし、数値に対する共通認識が生まれます。
 目標管理ができるようになり、具体的なフォローアップが可能になります。
②人間関係の良好
 仕事の効率化で各自の目標管理をしっかりとフォローアップしていくと、
 各自に余裕ができます。心の余裕ができると自然と社内での人間関係が
 好循環していきます。
③自発的なサポート
 チーム内の問題、課題をそれぞれが解決するようになります。
 助け合いができることでより業務が円滑になります。

これらは、社員同士のコミュニケーションから生まれてくる要因が大きいです。色々な会社を訪問した際に感じる、「この会社は社員同士が仲がいいな」とか感じる企業はこの3つが体現化されています。

チーム力を高める方法

チーム力を高める方法は大きく5つです。

1.進む「方向性」を明示する。
2.「数値的根拠」で目標設定する。
3.個人の「役割」、目標を設定する。
4.可能な限り「情報」を開示する。
5.「感謝」の気持ちを伝える。

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ベクトルを合わせる工夫とすることになりますが、2,3年というスパンで考えると合わせやすくなります。5年でも問題ないと思います。ベクトルは簡単に揃うことはないです。でも、少し中期的なスパンでベクトルを合わせるようにすることで社員も目指す方向性が見えてきます。また、最近の若い方は具体的な根拠があると仕事に取り組む姿勢が変わります。その為に、数的な根拠で目標設定をしてあげることです。各自の数値目標が会社全体にどのような効果が出ているのかを開示できる範囲で会社全体の数値を伝えることも重要です。
最後に、日々頑張っている社員に「感謝」を伝える。これで、自己の成長を感じることができ、会社に対して働きがいを感じストレスの少ない職場環境を作り出すことができます。

リーダーの役割は?

チーム力を高める時に、リーダーがする役割は。

1.チーム内の状況把握を常にする
2.個人とのコミュニケーションを図る
3.メンバーの働きやすさを心がける

チーム内の状況把握は、業務だけではなく「健康状態」も重要なポイントです。元気なのか、寝不足なのか、風邪気味なのかなど部下の健康状態を気にすることです。でも、見ただけではわかりませんよね。なので、コミュニケーションを取ることを忘れないようにしましょう。

でも、コミュニケーションって簡単にいうけどどうすれば?っていう方多いですよね。簡単です!「あいさつ」でいいんですよ。
「おはよう」「お昼何食べるの?」「今日も頑張ったね」
など、簡単な挨拶で大丈夫です。そこで、社員の方の表情や話し方である程度わかります。明日からでもできることなんでチャレンジしてみてくださいね。

基本、部下は自分から話してはくれません。

あいさつも苦手とかいうのであれば、朝礼や終礼をすることでカバーできます。要はコミュニケーションを取るための仕組みを作ることです。もう一点大事なことは、その仕組みをリーダーだけで決めないことです。メンバーと話し合い最善の仕組みを作ること。リーダーがどんだけ考えていい仕組みができていても、メンバーがそれに納得しなければ絵に描いた餅になります。

現代のリーダーに「カリスマ性」は必要ありません。

あまり気負いせず、社内のメンバーと話してみることですよ。

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リーダー研修も対応できますのでお気軽にお問い合わせください。


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