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太古の瞳〜マヌルネコ

 マヌルネコは、ネコ科の動物で最も古く、約600万年前から存在しており、その姿も変わらないので「世界最古の猫」と言われています。
 毛皮を売るために現在も密猟されており、準絶滅危惧に指定、繁殖も条件が難しいので、上野動物園を始めとして日本でも絶滅させないために繁殖に取り組んでいます。
 600万年前は人類もホモ・サピエンスは登場すらしておらず、アウストラロピテクスが二足歩行を始めたのが約400万年前なので、ネコ科だけでなくヒト科から見ても大先輩です。
 人類が登場してから人によって様々な動物が絶滅に追いやられた中で、現代にも生き残っている奇跡のネコでもあるので、まだまだ生き延びて欲しいと切なる願いを込めて、このF0号の小さな絵に望みだけを託しました。

太古の瞳〜マヌルネコ

 作品は、今日から始まるギャラリー美の舎公募展「猫と鳥たち」2024に出展中です。
 2024年1月16日(火)〜28日(日)
※22日(月)23日(火)休廊
12:00〜18:30(初日13:00〜 最終日16:00迄)
ギャラリー美の舎
東京都台東区谷中1-3~3 カサセレナ101


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