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10月18日の朝ごはん

『渚にて』ネヴィル・シュート
文章で目についた飲みものでコカコーラと一緒に‥

ただし、しばらくは飲めない気もする。
それくらい蝕んで来る作品だった。

読んだきっかけは先日飲みにいった人のすすめ。SFを普段読まないので、印象に残りそうな読みやすいやつを教えてもらったのがこの本だった。

たしかに印象にも残り、非常に読みやすい。
ストーリーは明快で、核の汚染であと3ヶ月ほどで人類最後の日が来ようとしている人たちの生活を描くもの。
淡々とした描写と、英文学にありがちな(イギリス人からみたアメリカンジョークという感じ)ウィットに富んだ表現がなかったら、気分が悪すぎて途中で読むのをやめていたかも。

それほど、ぞっとするくらい作中の登場人物が、死の手前にしがみついている。


ちなみにアメリカが映画化したやつ、趣旨が違いすぎてギャグにしか見えなかった。


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