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[5日目]適応障害になった原因の整理

私が適応障害になった原因を整理してみたいと思います。


①職場環境

進まないPCの設定

 異業種へ転職したことで、職場環境が大きく変化するため、不安や緊張といったストレスが発生するのは当然のことと認識しているが、そのあたりのことはこれまでの経験や性格から「そんなもんだろう」と考えられるため特に問題とは捉えていない。
 入社初日に事務手続き等をし、翌日に勤務先へ配属となったわけだが、実質的に会社の説明や研修と考えられるものはこの初日の事務手続きのみと言ってよい。勤務先に配属されると、「はい、よろしく」とPCを手渡された。 
 PCやオンラインツールの各種設定は自分でやってくださいとのことだったが、マニュアルが存在するのか、どこを探せばいいのか、何をヒントに対応すればよいのかすら何も情報がない。
 社内イントラを検索し、ようやくマニュアルらしきものを発見し、確認しながら対応するも、エラーが発生したり読み込みのまま進まなくなったりと、マニュアル通りにいかない項目ばかり。その度に周りの人に相談するが、私も分からない自分も分からないとなり、オンラインサポートへ問い合わせをり繰り返しながら進めていった。PCの設定だけで丸1日を要しても完了しないのである。
 正直な気持ちとして、PC設定だけでこんなにも手間取らせ、ストレスを感じさせる組織って大丈夫か?と感じた。この時点で、上司からのフォロー・サポートはなく、ただひたすらにこなすしかない状況であった。
 「大丈夫です~。なんとか自分でできてます~。」と周りに笑顔で対応していたが、この時点でこれからの仕事に対する不安が大きくなっていた。

即戦力という名の組織にとって使いやすいコマ?

 中途・キャリア採用という響きから、これまでの経験・スキルを新たな組織で活かすことを期待されていることは理解できる。では、この「即戦力」とはいったい何なのだろうか?
 何も説明も情報も与えられなくても仕事ができるスーパーマンのことを言っているのだろうか。残念ながら、私はそこまでのスーパーマンレベルには達せていない。
 初めての仕事に対しては、部署の方針や仕事内容、現状取り組んでいることに対する目的・目標・問題・課題などを理解してどこからどのようにアプローチしていくか作戦を立てて効率的に仕事を進めていきたい。
 しかし、残念なことに上記に示した項目は何一つ説明されることなく、目の前のやることだけだがどんどん依頼されてくる。そのたびに「この仕事の目的はなんですか?」「いまどういう状況ですか?」「確認してくれとのことですが、このことは先方は把握されていて私が話をしても通じますか?」と確認をしていかないと全貌はもちろん目の前に仕事ですら中身が見えない。確認をとったうえで業務対応するのだが、現実には確認した内容とは異なる状況であったり、相手は分かっているものとしての応対をされたりするため、感覚としてはマシンガンを持っている相手に竹やりで突っ込んでいっているような気分であった。
 全然仕事ができていない、うまくやれていないと感じており、何をやっても暖簾に腕押し、豆腐に鎹だなと自身も手ごたえも何もないまま仕事を進めている。しかし、どうも周りからは「行動力がすごい」「推進力や調整力がある」等と自分が思っている以上に評価は高いと耳にしと。
 竹やりもって前線に突撃して返り討ちに遭ってもひるまない。その姿勢は自分でも理解しているが、周りはそれを見ているだけというのは何とも切なく、寂しく感じてしまう。
 中途・キャリア採用を、今後の組織を担う存在として育てていきたいのか、コマとして目の前のことに対していいように使いたいのか。少なくとも前者の雰囲気は感じられず、後者として使いながら「理解するには経験が必要」という理由でうまく使われているように感じている。
 不安が不満となり、いまや組織に対する不信感でしかない。

入社1ヶ月で誰も経験したことのない新規案件担当に

 誰もやったことのない新規案件を任せてもらえるのは光栄なことだと捉えているが、実態はちょっと様子が異なる。
 客先からの要求に対して、隣の部署が中心となり社内検討することとなっていたが、要員不足で私にフォロー依頼がくる。そう、あくまでもフォローとしての依頼であった。
 客先と打ち合わせをしていくと、打ち合わせの設定、議事録を任されるが、次回以降のアクションが担当者から何も示されない。次はどうするのかと尋ねると「え?考えてないの?」と私に全振りしてきたのである。
 仮にこの案件をこちらに振るのであれば、部署間で整合をとっていただいたうえで正式に担当変更として依頼されるのであれば理解できるが、完全に投げられた。このままではそもそもの担当者は対応しないだろうと読み、上司に相談したうえで私が対応することに。
 正式な担当変更がないまま私が担当として対応しているのが実態である。
 これまでに経験のない新規案件を自分が担当し対応していると考えるとモチベーションになるのだが、対応中はプロジェクトXのような美談になることはなく、辛く苦しいことばかりである。そこにフォロー・サポートがあればいいのだが、基本一人で対応しているため気が休まる場所がない。状況報告、客先対応などは次から次へと迫られ、味方に相談することすら負担に感じてしまっているのである。

唯一の相談相手が別Gr.へ異動

 4月になると新年度となり、人事異動が発生する。そこでまさかの事態が発生した。1月から3月までの間、唯一相談することができていた人が別Gr.へ異動することとなったのである。
 基本一人で対応していたが、その方がいてくれたことで何とか持ちこたえることができていたといっても過言ではない。私にとって痛恨の極み。
 4月以降はさらに環境として厳しくなることが明白になったのである。

②職場の人間関係

良くも悪くもたった一人の存在が大きな影響を与える

 人間関係は基本的には悪くはないと思っている。ただ、良いとも感じていない。それぞれがそれぞれの仕事に追われながらこなしているため、出社した瞬間から仕事の話。プライベートの話や雑談はほとんどなく、入社4か月経った今でも個々がどのような人なのかよくわかっていない。
 そんな中で唯一苦手意識を持ってしまった人がいる。
 その人は、私より上位職にあたる人のため、業務内容の報連相をしなければならないわけだが、先述した新規案件を私に振ってきた当事者である。
 何に苦手意識をもってしまったかというと、大勢の会議や話す場では差し支えないのだが、二人きりの場面になると表情が一気に険しくなり、態度も横柄。「この件について状況はこうです」と説明するも「で?なに?」といった受け答え。お気に入りの人たちとワイワイ話しているときの様子は影を潜め、そもそも目も合わさずPCメールを打ちながらの受け答えをしてくることもしばしば。
 さらに、「〇〇と相談したいから打ち合わせ設定しておいて」と依頼され打ち合わせ設定するが、いざ打ち合わせを始めると何もしゃべらない。「今日は〇〇の件でご相談ということでしたが、詳細お願いできますか?」と振ると「え?自分で説明できないの?」とこちらに押し付けてくる。事前に打ち合わせの進め方や方向性を認識合わせしれいれば理解できるが、ちょっと理解に苦しむ。
 結局のところ、この方の頭の中が見えないため対応に苦慮することがストレスになっており、苦手意識を持ってしまっているのだと感じている。

 細かいことを書き出せばまだまだあるわけだが、頭の整理も追いつかないので一旦この程度でまとめておきたい。一部、愚痴や不平不満の表現になってしまっており、読まれた方に不快な思いをさせてしまっていれば申し訳ないが、ご理解いただきたいと思う。

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