四次元事業としての狭山美学校。(次元双対性思考の重要性)

どもっ!!!
美学者母です。
夏も終わりに近づき、
夜は少し過ごしやすくなってきましたね。

という事で今回は、
私美学者母と相方の哲学者大和が運営する、
「狭山美学校」について少し、
踏み込んだ事を述べていきたいと思います。

狭山美学校は現在は民宿を、
コア事業として位置付けて運営している?
という体裁ではあるのですが、
これは多くの人々に理解していただきたい、
また一つの側面として、
多くの人々に有益である面に、
フォーカスして、
その様な民宿という形態を、
コア事業としてプレゼンテーションしています。

しかし本来私たちはアーティストですので、
当然といいますか、
ただ単に民宿というものを、
運営しているわけでは無いわけです。

それはこの「狭山美学校」という、
アーキテクチャ自体が、
私たちの「作品」であるというのが、
「民宿」以前にある、
私たちの考えなのです。

つまり私たちの意図というものを、
正確に申しますと、
私たちの作品である「狭山美学校」を、
「体験」していただいている事が、
ある側面において、
「民宿」としての「機能」を有する。

その様な捉え方が、
私たちの「意図」としては、
正しい「認識」であるわけです。

この様な「様式」は、
私がアーティストとして、
20年以上活動してきた上での、
ある種の「ジレンマ」から、
導き出してきた「解」であるのです。

それは「純粋芸術」と「社会」との乖離、
というのものが進むこの世界で、
いかにして、
「純粋芸術」を成立させる事が出来るのか、
また「独立性」を担保させ、
いかにサスティナブルに存続し、
社会との合意点を見つけ、
この社会に「純粋芸術」を立脚させる、
その様な試みなわけです。

そしてその試みは現在大変上手くいっています。

この試みは、
現在に生きるアーティストや、
これから芸術や美術を志す人々への、
ヒントになると考えています。

その様な事から、
もう少し「狭山美学校」の構造というものを、
詳しく解説していきたいと思います。

まず私たちは、
一般的な三次元的認識では無く、
四次元的認識において作品を制作、
つまり狭山美学校を提供しています。

芸術の一つの原理として、
「次元的変換」というものがあります。
それは簡単に言えば、
三次元の風景をキャンバスという平面に、
つまり二次元に変換する。
その様な事と同じ事を、
私たちは「狭山美学校」で展開しています。

しかし「狭山美学校」では、
四次元から三次元への変換であり、
さらに高次元での次元変換を試みています。

ここで少し註釈すると、
次元双対性というのは、
高次元から低次元への双対性が可能です。
それは科学的にもホログラフィック双対として、
知られているわけです。

つまり私たち狭山美学校は、
次元双対性思考において四次元に居て、
この三次元への双対性を行なっているわけです。

それを簡単に説明しますと、
四次元とは空間の広がりであるわけですが、
それは刹那とも言い換える事ができます。
そしてその四次元の三次元的表層として、
「体験」というものとして双対してくるわけです。

この様な思考を、
私は「次元双対性思考」といっているわけですが、
この様な思考は、
現在あらゆる部分で多用され、
その有用性が明らかである事が理解できます。

例えば、

現在を言えば、
グーグル、アップル、アマゾン、フェイスブック。

純粋芸術で言えば、
インスタレーション、インタラクティブアート、

テクノロジーで言えば、
ARやVRも次元双対性思考のものと考える事ができます。

これらに共通するものが、
次元双対性思考であり、
空間の広がりという四次元をベースに、
四次元の三次元的表層としての「刹那」を、
「体験」というもので「双対」するという、
その様な構造をベースにしているものです。

この様な次元的思考の違いが、
全く認識を変えるということは非常に重要で、
そのものを提供する側の次元が、
そのものを享受する側の認識に影響する、
というものをしっかりと認識しなければなりません。

つまり私たち「狭山美学校」は、
一般的に理解しやすい「民宿」という、
「形態」として社会にアジャストしながらも、
私たちの提供しているものは、
私たちの「純粋芸術」としての「作品」であり、
それは「四次元」としての「刹那」を、
「三次元」としての「体験」として表出させ、
その次元変換、
またはその次元的双対性を造形原理として、
この三次元において私たちの、
造形作品として立脚させている。

それが現在の「狭山美学校」であるということです。

是非「狭山美学校」という、
哲学者大和と美学者母の作品を、
「体験」しに来て下さい!!!

美学者母

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