想像力があなたを変える_

想像力があなたを変える。想像力が世界を変える。

「自分の言葉に、自分の行動に責任を持てよ!
いいか。お前の他愛のない言葉ひとつで、誰かを救うことができるかもしれない、でもその一方で、傷つく誰かがいるかもしれないってことを忘れるな。お前の言葉ひとつで!簡単に!命を奪えるってことを忘れるな!」

これは、ドラマ「3年A組」柊先生(菅田将暉)の言葉です。グサッときますよね。

”自分の言葉や行動に責任を持つ。”

そんなの、人として当たり前じゃん!って思いますか?
想像してみてください。
あなたは本当にできていますか?あなたの周りはどうですか?

今回は「想像力」をテーマにポジプットです。

まず前提。「想像力」は「発想力」ではない

よく混同しがちなのが、「想像=発想」だという認識。
これは違います。では、どう違うのか。

発想:思いつくこと。思いつき。
想像:実際に知覚に与えられていない物事を、心の中に思い浮かべること

今回のテーマは、後者の「想像」です。見えないものを見る(幽霊的なことじゃないですよ。笑)、行間を読むとも言えるかもしれませんね。

想像力はあなたを変える。

想像してみてください。
あなたは管理職。部下にイライラしています。「お前さ、俺にフィードバックもらいに来ないよな。だから全然成長しないんだよ。やる気あるわけ?」

感情のままに責任を押し付けるのは簡単ですね。
でも、本当に部下にやる気がないのでしょうか?原因があなたにあるという可能性はないですか?
その可能性に気づいた場合と気づかなかった場合、その後の行動は、そして関係はどうなっていくでしょう。

想像するに容易いですね。

人間関係、「これを言ったら相手はどう思うだろう?」
「自分がこの行動をとったら、相手はどうなるだろう?」

冒頭にもある通り、言葉は人を傷つけます。
何気ない一言が人の心に傷をつけ続け、人の命を奪ってしまう。
おふざけのつもりが、相手にトラウマを与えてしまう。

”何気ない一言”の積み重ねは、思いのほか強力です。

「どんなおもてなしをしたら相手が喜ぶかな?」
「こう言ったら相手が楽になるかもしれないな」
想像力はポジティブ面にも大いに働きます。


想像力が世界を救う?

たとえば戦争。
「あの国のヤツらは敵だ」「あの神を信じていないだと?危険すぎる」「そんなヤツらは殺されても仕方ない」
そんな理由で、今まで戦争が何度も何度も繰り広げられてきましたね。

「imagine」とは「想像する」という英単語ですが、ジョンレノンの歌の中に「imagine」というタイトルのものがあります。

「想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...」

国が違えど、同じ人間で、同じように心を持ってる。
本当は、ちゃんと想像すればわかるはずなんです。

ほんの一瞬。

たったこれだけのこと。
ほんの一瞬、立ち止まって想像する。

たったこれだけで、あなたの行動が、そして周りとの関係が、そして社会が、そして世界が、変わっていくのかもしれません。

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