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「やりがい搾取」されたら考えよう

自分の思いを書いたB5ノートが出てきました。去年の私は苦しんでいました。
働くこと、やりがい、そして給料のことです。


〇変化への抵抗

当時 勤めていた会社が、新社長+新体制になり、その変化に抵抗がありました。

労働環境がガラッと変わり、労働条件まで変わり、モチベーションが下がり…

余計な仕事が増え、毎日ストレスを抱えていました。

士気が下がり、仲間もどんどん病んで行きました。

しまいには、会社に来れなくなってしまうメンバーまで出てきて、本当に辛かったです。


〇やりがい搾取(さくしゅ)

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で出てきた衝撃のこの言葉。数年の時を経て実感しました。

やりがい搾取
社員の[やりがい]を利用し、会社が支払うべき賃金を支払わずに、余剰の利益を得ること。

新体制の会社は、一律で賃金を減らしました。もう〜嘘でしょって感じです。

代わりに、やりがいを見せてきました。
これは新社長の発言です。

「我々は日本で唯一のものを作っている」
「さらに 新しい分野で日本のトップを目指す」
「そのためにもっと新しい勉強をしなさい すべてはあなたのため」
「夢や目標に向かって頑張れるっていいだろう」
「喜びを感じろ」
「幸せだと思え」

時代が逆戻りし、昭和の臭いプンプンの、体育会系企業になってしまいました。


〇窮地に立たされ

【やりがい搾取】の【やりがい】すらも、強制されていたものなので、喜べ!思え!と言っても、感情は強制によって持てるものではありません。

だから単に【搾取】だけだったのかもしれません。

はぁ?と思うことが現実に起こっていました。

ものを与えずに、随分だな、、、と。

「笑え!」と言う命令もありました。

さて私ですが。

笑えという命令に、笑わない。

さらに、おかしいものを「おかしい」と言う言動が、新社長に疎ましく扱われ、窮地に立たされていました。

ここでは書きたくない、深く傷つけられた出来事もありました。


〇不安、でも行動する

当時、B5ノートに書きなぐっていたことは、会社を辞めることの怖さと、決断への葛藤です。

やがて、自分を大切にした方がいい、という思いに到達。

どれだけ偉い人か知らないけど(私を)そんなにぞんざいに扱っていいわけない!

許してはいけない。だから行動する。と心に誓ったのです。

これが【やりがい搾取】に対する抵抗でした。

会社を辞めて、転職し、今は別の場所にいる毎日。
あの時、行動して本当に良かったと思います。


〇雑な扱いを許すな

自分を雑に扱うと、
自分が雑に扱われる人になる。

自分が雑に扱われることを許すと、
周囲が自分を雑に扱う人ばかりになる。

これは私の経験から学んだことです。

今、これを読んでいる人の中に【やりがい搾取】で苦しんでいる人がいたら、一度、話し合うこと、戦うこと、そして転職について考えてみてほしいです。

自分を幸せにできるのは、自分しかいません。

ご自分を大切に!!



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