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嫌な情報は伝えないようにしている

他人が言っていた悪口を、わざわざ本人に伝えてくる人がいる。

作家の辻仁成さんが、そんなことを今日Twitterでつぶやいていた。

ご本人のモヤモヤが伝わってきた。

それを読んで、自分の昔を思い出した。

私も過去にそんなことで悩まされたこともある。


そして、私には決めたことがある。それはこれ。

他の人が言っていた悪口は、本人には絶対に伝えない。


この意図はつまり…

知らなくていい悪い情報は、私で断ち切る

ということだ。(みんなもできるならやってほしいと思う)


○○さんて、ちょっとね…

○○さんは、こういうところが良くないよね

○○さんて、ちょっと変わってると思わない?

○○さんは、休日はよく✕✕してるんだって。意外よねー笑笑

全部、聞かなくていい情報。

だから、断ち切る。

悪口なら、話し手がこちらに、共感を求めている場合も多い。

おそらく「そう!そう思う!」と一緒に乗ってほしいんだろう。

でも私はその期待には応えない。

だから悪口タイムの時、周りはやりづらそうなんだよなー(笑)

悪口、噂話には乗らないし、本人にも伝えない。

後日、別の人に○○さんが言ってたとも言わない。広げない。

私はそういう言葉をスルーする。

断ち切って、他に回さない。

努めてそうしている。

悪循環を私が断つ、という覚悟で。

言われた人を守るため。

あえてそうしている。

だから、嘘つきになってしまうが、みんなが悪口を言っているのを知っていても、知らないフリをすることもある。

「みんな嫌ってますよね、あの人のこと」

「へぇ〜そうなんですね」と、初耳ですぅ!の態度。笑。

鈍感な人だなーwwと自分が思われても、一番精神的に楽だから。


昔、いろんな悪口を聞くにつれて、気付いた。

他の人の言葉を借りて、悪口を言う汚いやり方をする人がいる、ということを。

「○○さんが、言ってたよ」と言えば、自分が責任を取らなくていいからだ。

だいたいそういう人は、「他人の意見」ということを盾に、自分の本音を混ぜて言っている。

盾がないと、自分の意見が言えない、かわいそうな人たちなのだ。

人の口を借りるしか出来ない、勇気のない人。

だから無視でいい。

ほんと、無視していい。


そういえば、最近のニュースや情報番組も、他人の口を借りる方式になってきて残念でならない。

「一般の人の意見です」「世間の声です」って、私たちにしゃべらせて、一般人の口を借りつつ、番組としての本音を表明している。

以前、東京の銀座を歩いていたら、「NHKのインタビューです。協力していただけませんか」と声をかけられた。

何の番組なのか。

答えなかった。

じゃあ「質問は何についてですか」と聞いたところ、

「いろいろトピックがあるので、候補の中から選んで自由に話していただければ」

というスタッフさんの回答だった。

「ん?」と何か、違和感があった。

この自由度は、都合良く編集される。

あちらに都合の良い番組に選ばれ、代弁者としての意見として、自由に、でも意図的に使われるな、きっと。

と思って、丁重にお断りをした。


冒頭の辻仁成さんの話に戻る。

わざわざ悪口を伝えにくる人。

それは正義感でもなく、伝えてくる人の本音だ。

人の言葉を借りないと、自分の本音が言えない。

そんな人にはならないでおこう。

嫌な情報の連鎖は、私で終わり。

断ち切るんだ。

今夜改めて、意図してやっていこうと決意した。




本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖