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予想外の経験がモノを特別なモノにする

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モノの価値には付随する「経験」が大きく関係するかもしれない。
と感じたことがありました。

先日、母の誕生日に花を買いに行ったのですが、どの花屋さんも「予約分で終了」「1時間待ち」で途方にくれていました。

何回も通っている道だけれど、こんなお店があったとは。

店員さんの接客も丁寧で、こだわりのお香がたくさん置いてあって雰囲気も良い。そのお店のポイントカードにのっていた家紋が私の家の家紋と一緒で店員さんと話が盛り上がったりとかして、偶然が偶然を呼んで「とても良い買い物をしたな」と思いました。

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お花とお香、物の価値(今回はプレゼントとしての価値)としてはそんなに大差ありません。
でも、偶然の行動がもたらした経験が不随している分、お香は私にとって「良い買い物」になりました。
これってセレンディピティと言うのでしょうか。

少し話が飛躍しますが、記憶の方法には「方法記憶」「知識記憶」「経験記憶」があるそうです。

経験記憶:経験と関連づけることで長期記憶として定着しやすくなる

この経験記憶による記憶の定着も相まって、物が今よりも特別なものになってセレンディピティになるんじゃないかなと思いました。

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この考え、面接でも使えるのではないかなと思いちょっと考えてみました。

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私が考える人事側の面接の目的
・合否判断
・会社の魅力付け

学生は準備をして「面接」を受けにきてくれます。
この「面接」を良い意味で予想外のものに出来れば、その場で「良い時間だった」と感じてもらえる上に、その面接が学生の記憶に残り、時間が経っても特別なものになるのでは。
これは会社の魅力付けをするには良いやり方かもしれません。


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