写るんですのおかげ

今回の旅では初めて、写るんですを導入。

小学校の修学旅行で日光に行った時以来だと思う。すっかり使い方を忘れていた。

素敵な写真を撮れたらいいなとは思うけれど、そこまで凝り性ではないわたくし案外、普段は撮れてればいいや的な適当さがある。

だから、写るんですの導入は、特にカメラに目覚めようとしたからではなくて、適当に撮ってもそれっぽくなるんじゃないかという、淡い期待からだった。

26枚の制限。いつも適当にパシャパシャ撮る私には、困る場面が多々あった。
これは撮るか撮るまいか。どのタイミングで撮るか。本当にこのアングルでいい…？　

記録として必要な写真はスマホで撮る。
これはぜひ、という素材は写るんですで。

迷う、選ぶって、結構贅沢な時間であった。

迷って結局撮らなかった瞬間たちも、自分の眼に積み重なったような気がする。ファインダーを覗きながら、想像の中で幾度もシャッターを切る。

これからはまったりして…

まぁ、現像してみないと結果はわからないんだけどね。