データから「転職すべき条件」が見えてきた件
皆さん、こんばんは。
今日は、科学的根拠に基づいた、「転職して成功する人」は、どのような条件下であったのかについて、紹介しようと思います。
最近の心理学の研究では、名門米国ハーバード大学をはじめ、「幸福の条件」についての研究が熱い。
結局、「幸福」とは、お金がある人よりも頭が良い人よりも、結局は「良い友人(上司、家族含む)がいる人が最も健康で幸福度が高い」というのは間違いないらしい。
「宝くじが当たった人が不幸になる」、「全米有名歌手が自殺してしまう」など、お金や名声があっても、孤独に苛まれてしまう人は、「人」に恵まれなかったからかもしれない。
まず、世界的に有名なコンサル会社Gallup社が2009年に世界中500万人強を対象とした大規模アンケート調査結果から、
「会社で幸せを感じる人の人脈や親友の数」について、有意差のあるデータ結果を得た件について、触れてみよう。
答えは、「3人以上」
ちなみに、様々なアンケート項目の中で、「転職後、日常生活の中で、幸せを感じる人」の条件が出ている。
転職後、「転職してよかった。幸福だ」と感じる場合と健康データ
1、給料よりも、心を許せる友人が会社に3人以上いる場合は、幸福度が高く、昇給したり昇格する確率が3倍になる
2、転職後、友人に恵まれ関係が良い人は、友達がいない人にくらべて早期死亡率が50%も下がる
3、友人に恵まれなかった場合、それでも「転職してよかったと思える人」は、転職前に比べて平均3倍前後給与が上がった場合のみだった
上記、条件を考えると、現状分析と転職後の条件を以下のような条項を考えてみると良い。
転職前に考えると良いこと(まとめ)
◆現在の職場では、自分を偽ることなく、飾ることなく接することができる相手(後輩、同期、先輩、上司問わず)が3人以上いるか
◆上記、友人は、愚痴を言い合えるだけではなく、何か仕事やプライベートで切磋琢磨できる相手か
◆転職先が、友人に恵まれているか(信頼できる相手からのコネも悪くない)
◆転職先に、友人などはいない場合、3倍以上の給料アップになるか
ということで、
まとめ
ただ、これは、「転職後に3倍の給与になる」というのは、日本ではあまり現実的ではないので、「現在、信頼できて、将来を見据えて切磋琢磨できる友人や上司などがいない場合」は、転職を考えてもよさそうである。
そう、どんな職業でも、結局は、「何をするかよりも、誰とするか」なのだだろう。
私の場合は、前職では、信頼できる同期、先輩、上司、後輩が6人くらいいたのだが、見事に皆今は転職したり、私のように転業したりと、皆リベリオンとして、古巣の会社を辞めている。。苦笑)
まぁ、当時「こんな未来になったらいい、こんな会社に変えていこう!」と熱く話して夜を明かした「会社を変えること」は叶わなかったが、皆自分の人生を進み、今輝いているので、結果オーライだ。
弁護士になった人、会計士事務所を立ち上げた人、ブロガーになった人、研究者に戻った人、他の企業に転職した人、医者になった人(私)などなど変人だらけ。人生は面白い。結局、類友というか・・。
しかし、「友人は大事である」ということが科学的・統計的にもある程度、明らかになってきていることは、間違いない。
そして、もし、「友人がいない」という人がいるとすれば、私の経験上言えることは、「自分をよく見せるな、格好悪くて良い」ということだ。
上記、6名+αの「前職の友人」は、私が、とにかく必死に恥も外聞も無く、助けを求めた結果、手を差し伸べてくれた人たちである。
「格好悪い」は上等なのだ。素の自分を見せよう。
「皆に好かれたいのか、自分を信頼してくれる友人が数人ほしいのか」2一択だ。八方美人は孤独だ。
素を見せたら離れていく人は、いずれ離れていく人である。傷が浅いうちに離れてくれて上等なのだ。
もし、皆さんも転職で迷っているのであれば、500万人のデータが示す指標について、参考にしてもらえると嬉しい。
今日も素敵な夜を☆^^
参考:
嬉しいです^^ 美味しいコーヒーと一緒に今後の医療談義をしたいなと思います。