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 まちまちが取り組んでいる主な事業を紹介します。今回は「つなぐ事業」です。


私たちの最も大きな役割

 教員と地域団体をつなぐことが、私たちの最も大きな役割です。
 教員・公務員が地域貢献活動に取り組もうと思い立った時、大きな壁となるのが活動の場を探す作業です。本業の制約がある中で、自分が取り組みたい課題と活動が一致する地域団体を探すことは大変な苦労です。せっかく想いをもって行動に移したのに、実現する前に熱が冷めてしまうといったことになってしまうかもしれません。
 そこで、私たちが、”やってみたい”地域貢献活動ができる場を紹介し、つなぎます。

少しずつ広がっているつながり

 私たちは、名古屋を中心とした地域団体やNPO法人のコミュニティに参加していますので、活動開始以降、少しずつ地域団体やNPO法人とのつながりが増えてきました。私たちのメンバーが、具体的な参加方法を聞きに行ったり実際に体験したりして、教員でも参加できる活動先を見つけています。

個人では難しいつながりづくりに、地道に取り組んでいます。

 もし、紹介できる活動先の中に"やってみたい”地域貢献活動がなければ、活動先探しをお手伝いしますし、私たちが主催する地域イベントでそれが叶えられる可能性もあります。

教員の立場に立ったコーディネート

 地域貢献活動は、やってみることで発見や出会いといった価値が生まれるもので、研修のように何かを狙って取り組むものではありません。それを知っているだけでぐっと身近なものになります。
 ですが、コーディネーターとして教員と地域団体とをつなぐ立場で活動の様子を聞いたり体験したりしている私たちだからこそ、その活動に取り組む教員にとってどのような価値があるのかといった視点で探すことができます。
 教員のニーズを集め、既に地域で活動されている教員・公務員の方々のお話を聞き、様々な地域団体と繰り返しコンタクトを取ることで、本業:教員に合う活動先探しに取り組んでいます。
 また、地域団体に対して教員が活動に参加できるような方法を提案し、活動の場所や日時を調整していただくこともあります。教員の勤務体系や現状をよく分かっているからこそできる支援です。

地域団体の立場に立ったコーディネート

 私たちが教員の地域貢献活動をあえて"副業"と表現する理由の一つに、「あくまで教員が本業であり、本業に活かされる形で地域貢献活動に参加してほしい。」という想いがあります。

 しかし、各地域団体は、限られた財源と人材の中で社会課題の解決に向けて活動していて、教員の仕事と比べて責任の大きさに大小があるわけではありません。
 活動に参加する教員が、その地域団体の目的を知り、課題解決に向かう一員として参加できるような紹介の仕方を心掛けています。

 地域団体での活動を通して得た経験や知識を、学校現場で活用する教材として持ち帰ることも、教員の地域貢献活動の魅力の一つです。しかし、地域団体の活動で知り得た被支援者の個人に関する情報や団体の内情など、情報の扱いに注意する必要があることなども伝えています。

コーディネーターは調整役

 コーディネーターというのは、調整役という意味。まだ実例の少ない教員と地域団体とをつなぐため、それぞれのニーズを叶えられるような支援をします。

noteでの情報発信

 私たちとつながりがあり、教員の地域貢献活動の場として人材を受け入れている地域団体の活動を、まちまち公式noteで紹介しています。
 タイトルに教員による地域貢献活動の場紹介とある記事を見てみてください。新たな記事が更新されたら、公式インスタグラムやLINEでお知らせしますので、フォローしてお待ちくださいね!

 全国的にまだ認知が広まっていない教員による地域貢献活動。"やってみたい”教員の想いを実現するために、地道なつながりづくりと情報発信で、少しずつつなぐ事業を展開しています。

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