2021年夏、中国地方に商業デザインの黎明期に活躍した方々の展覧会が集結します

はじめに

皆さま、こんにちは。
noteでは久しぶりの投稿です。
最近は下記のサイトで記事を書いてまして、こちらではすっかりご無沙汰です。

しまね暮らし

例えば、
「生誕100年 回顧展 石本正 展へ　島根県立美術館」
「島根県芸術文化センター グラントワと「ファッション イン ジャンパン 1945-2020 流行と社会」を楽しむ」
などの記事を書いてます。

私事ですが新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が今月中に完了する予定になったこともあり、そろそろ県外の展覧会のことも書きたいと思うようになりました。
（ただし、ワクチンを打ったからといって注意を怠ることはできず、隣県であれ訪問の計画を立てたとしても状況を鑑みて、行く・行かないを決めたいと思っています。）
それでは、表題に書いた商業デザインの黎明期に活躍した方々の展覧会をご紹介します。

「ユメジスタイル」

会期：2021年6月8日（火）～9月5日（日）
場所：夢二郷土美術館
※開館時間、休館日、入館料等は公式HPをご確認ください。

夢二郷土美術館

下記は2020年春に島根県立石見美術館で開催予定だった竹久夢二の展覧会のために書いた記事です。残念ながら中止になってしまいました。

「杉浦非水　時代をひらくデザイン」

会期：2021年7月3日（土）～8月30日（月）
場所：島根県立石見美術館
※開館時間、休館日、入館料等は公式HPをご確認ください。

島根県芸術文化センター 「グラントワ」

「小村雪岱スタイル　江戸の粋から東京モダンへ」

会期：2021年7月8日（木）～8月29日（日）
場所：山口県立美術館
※開館時間、休館日、入館料等は公式HPをご確認ください。

雪舟・香月泰男コレクションの山口県立美術館

いつものように、鑑賞前の「before展覧会」記事をそれぞれ書ければ公開しますので、そちらもよろしくお願いします。
3人の生没年を列挙しますと、
杉浦非水　1876（明治9）年～1965（昭和40）年
竹久夢二　1884（明治17）年～1934（昭和9）年
小村雪岱　1887（明治20）年～1940（昭和15）年
3人とも、企業広告のチラシやポスター、本や雑誌の表紙や挿し絵などの装丁、その他いくつもの分野で先進的で野心的ともとれるデザインの数々を発表されてきました。
コロナ禍の影響で元々の開催時期が延期されての展覧会もあり、こうして同時期に中国地方の美術館で観ることが叶ったのも何かのご縁かもしれません。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。