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Aschenputtel-アシェンプテル-(Moon Jellyオリジナル曲 6作目)

タイトル:Aschenputtel(アシェンプテル)(2023年4月15日 公開)

▼その他の視聴サイト
・SoundCloud:
https://soundcloud.com/moon-jelly-759247273/aschenputtel-moon-jelly

Whatcha gonna do? 相変わらず a dull boy
心躍らせてほしいのに
That’s so tedious 退屈は No more
求めてるのは exciting game

Whatcha up to, boy? まだ気づかない?
あたしもう待ちくたびれたわ
It’s a time limit 12時の鐘
鳴り響くころには in the end

もういらない もういらないの
アイシテル そんな戯言は
解けない魔法じゃないから

let me free and set me free
I never look back again
欠片残して消えてみるから
空に放つwhite pigeon 導いて 
あたしの元に辿り着くように
仕掛けた罠 you play into my hands


足りないわ ねぇまだ足りないわ
フルワセテ この身委ねるから
解けない魔法をかけて

let me feel and make me free
I wanna make feel heaven
香り残して消えてみるから
空で遊ぶwhite pigeon 連れ出して
あたしは今も囚われのふりで
waiting for you "I'm here"

let me free and set me free
I never look back again
欠片残して消えてみるから
空に放つwhite pigeon 導いて
あなたの元に辿り着くように
仕掛けた wanna you
I'm gonna get your heart


2023年に入っても順調に月1ペースを保っているMoon Jelly。
3月まではカバー曲の公開が続いていましたが、4月は久しぶりのオリジナル曲です!

今回は相方さん作曲で、私は作詞を担当。

相方さんいわく、この曲は学生時代にバンドでやろうとして作ったけど結局やることはなかった曲、とのこと。

初めてデモを聞いた感想は『お!中森明菜っぽい』と思い、
そこからさらに聴き込んでいくと『シンデレラストーリー』というキーワードがでてきたので、そのイメージに従い作詞を開始。

まず『シンデレラストーリー』をどの観点で描くかなぁ・・・と考えを巡らせていると、私の中で「シンデレラって、ほんまに幸せ?」っていう疑問にぶつかりました。

私が知ってるシンデレラのお話は、いわゆるディズニーストーリー。
家族に虐げられていた女の子が、プリンセスになる話。
そう、プリンセスになったところでお話は終わってるんですよ。
シンデレラはプリンセスになってからもずっと幸せだったのかな?
死ぬまで?

そんなことを考え始めて、シンデレラの作品についてあらためて調べてみたら、世界中に色んなパリエーションのシンデレラがあることを知りました。
描かれる国や地域で少しずつ違いはあれど、大筋はだいたい同じ。
いろんな方がシンデレラ作品を読み比べ、考察したことをブログなどに書かれていて、それを読みあさる中で私が「ほんまに幸せ?」と感じた理由を見つけました。

ディズニーで描かれるシンデレラは『待つ女』
グリム童話で描かれるシンデレラは『行く女』

こんな風に書かれた考察が、私にはとても納得できました。

願いが叶わず、しくしく泣いているのがディズニーのシンデレラ。
願いが叶わなくても、諦めずに行動するのがグリム童話のシンデレラ。
どこからともなく魔法使いが現れるのがディズニーのシンデレラ。
自分で呼び寄せるのがグリム童話のシンデレラ。

グリム童話のシンデレラ、なかなか強い!
でもその自分で行動する「強さ」を、私は「幸せになるために必要」だと思ってるんだなと、これを読んで理解しました。
たしかに、私は「待てない女」です笑

ということで、今回の歌詞はグリム童話のシンデレラ『アシェンプテル』をテーマに、私の思う「強い女」を書きました。

なお、このグリム童話版シンデレラは、原作はなかなか怖い描写があります。
気になる方は『本当は怖いグリム童話』などで検索くださいませ。
(原作知ってからMV見たら、ちょっと怖いかも…。)


あれ?
作詞当初に思ってた『中森明菜』はどこいった??

ま、最初のイメージなんてそんなもんです。
思い通りにはいかない笑笑

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