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私と素数と生と死と➇(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

親もまた一人の人間である。完璧な人などいないだろうし、完璧の定義とはなんなのか? そもそも完全とは一体何なのか? 親に逆らわない、先生から特に叱られることもない、勉強も良くできる、そういう子は「良い子」という定義に分類されるのであろう。 思春期なった私もそれらしい、多少は反抗期と呼ばれる事柄もあったであろうが、皆そんなもんだよねと言われてしまう程度の反抗期であり、口が達者な私は親に文句を言われれば口答えをするぐらいの、どこにでもあるありふれた反抗をするのが精一杯だった。 反

    • 私の原点回帰〜手作りの品だけで生きてみたい〜【手前味噌編2】

      1年目のお味噌は5kg仕込みましたが調子こいて皆に配りまくっていたらあっという間になくなってしまってました(笑) 当時のレシピは至って簡単。 大豆(乾燥時)1:米麹(生)1:塩650g(消毒用含む) いわゆる関東風味噌ですね。 若干しょっぱいお味噌でした。 さて、そこから、実験好きな私は、 お婆ちゃんの味を再現するべく。 2年目の味噌作りはなんと!合計15kgを仕込むことにしました。 ①麹の量を倍増+殺菌用に酒粕を使う ②麹を変えてみる ③塩を変えてみる この3つを仕込む

      • 私と素数と生と死と⑦(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

        1と言う数字は、素数ではない。(興味のある方はリンク先を参照してください。わかりやすく説明されています。) 数学的な意味合いにおいても1と言う数字は素数ではないので、ここで私自身を例えば素数とすると、1と言う数字は1という絶対に何者でもない唯一無二の整数として確立された存在なのである。 ドラマしかり、新聞やニュースや世間の話しかり、とかく母親と言う存在は子供にとって唯一無二の存在であり、唯一の味方だと思っていた。そう刷り込まれていた私は、イジメられていたという事実を声に出

        • 私と素数と生と死と⑤(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          そんな父と連れ添った母もまた、私が求める愛情を慮れる人ではなかった。 地主の娘としてのお嬢様な母親は変な所にプライドが高く、また家長である父には表立っては逆らえない人である。 かと言って従順に従っていたわけではない。 父がいないところでは私や姉に父の不満をぶちまけてストレスを発散させており、それを聞かされる立場の私達姉妹はそれぞれ思うことがありそれに対して行動を起こすと、何故か言い出しっぺの母から嗜められると言う、私は常に母に対してもどかしい思いを私は抱いていた。 姉は姉でそ

        私と素数と生と死と➇(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

        • 私の原点回帰〜手作りの品だけで生きてみたい〜【手前味噌編2】

        • 私と素数と生と死と⑦(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

        • 私と素数と生と死と⑤(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

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        • 自叙伝
          1本

        記事

          私と素数と生と死と⑥(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          ※※※一部センシィティブな内容が含まれております。体調の優れない方、感受性の強い方などは、影響を受ける可能性がありますので、ここから先を読む場合は慎重に読んでください。少しでも気分が悪くなる恐れがある方は、こちらのページは飛ばして読むことをおすすめします。(書いている本人がフラッシュバックを起こしてしばらく立ち直れなくなりました。)※※※ --------------------------------------------------------------------

          私と素数と生と死と⑥(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          私と素数と生と死と④(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          父の口癖は「○○家の名前を継ぐものがいない」である。 (○○家は名字) 家督を継ぐもの、後継者がいないではなく、 名前を継ぐものがいないということを常日ごろから憂いていて、それを常に皆に言って回るのだ。 ここで補足をすれば実家は何か事業を興しているわけでも、 先祖代々脈々と受け継がれているお墓があるわけでもない。 ただ、祖父母が入っているお墓と祖父母が汗水たらして手に入れたであろう土地のみだ。 何故、ここまでして父がこの名前にこだわるのか、未だにさっぱり理解できない。 父の

          私と素数と生と死と④(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          私と素数と生と死と③(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          素数はとても美しい。 そんな言葉をよく耳にする。 古くから人類の興味の対象で、さまざまな研究が素数に対して行われ、様々なことが分かってきた。 しかし、素数については未知なこともまだまだあり、その全貌が知られてはいない。 素数は正直に、ただ純粋に知りたい、そう願った人間の想いに、愛情の分だけ答えてくれる。 そうして想いを込めて尽くした分だけ微笑んでくれる女王のようなところが、素数の美しさだという。 数名な数学者、レオンハルト・オイラー も素数をこよなく愛した一人である。 そ

          私と素数と生と死と③(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          私と素数と生と死と②(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          私がADHDと診断されたのはつい最近の事。 それまでは、自分でも周囲から浮いている自覚はあったものの、社会生活が全く営めないわけではなかったので、自分にそんな障害があるとは思っても見なかった。 また、社会的にADHDを含む発達障害について世間的にも認知がされてきた時代になってきたからこそ自分にも当てはまるのではないか?と自分自身で気付けた部分も大きい。 -------------------------------------------------------------

          私と素数と生と死と②(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          私と素数と生と死と①(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          素数とは「1より大きい整数で、1と自分自身でしか割り切れない数」のこと。 例えば、2,3,7,11…など。 これまでの歴史の中でまだ50個しか見つかってない、孤独な数字。 私は素数に、似ている。(自分目線) 一見、皆と同類なのに、実は独りぼっちの孤独。 例えば12なんていう数字は1,2,3,4,6,12。こんなに仲良しの仲間がいるのに、 私は常に独りぼっち。 誰かと群れたいなぁとおもっても、常に気持ちはポツンとひとり。 自分の気持ちをわかって貰いたいけど、でも、うまく

          私と素数と生と死と①(ADHD障害を持つ私の自分探しの旅)

          私の原点回帰〜手作りの品だけで生きてみたい〜【手前味噌編④】

          いよいよお味噌づくりも3年目になります。 そして3年目ともなると、作り方がかなり雑になります。( ´∀` ) そがなことじゃ、いかんぜよ! というわけで、みそを作ってみたいとうお友達に教えながら、味噌を仕込むことにしました。 ではここから ♪テレテテテテ、テレテテテテ、てれてててててんてん♪ ♬まっこばあちゃんの15時間味噌くっきんうぐぅ~♬を始めさせていただきます お友達(以下、友「」の部分) 「今日は手前味噌づくりということで、先生宜しくお願い致します。」 まっこ(以

          私の原点回帰〜手作りの品だけで生きてみたい〜【手前味噌編④】

          私の原点回帰〜手作りの品だけで生きてみたい〜「手前味噌編③」

          さてさて、2年目の味噌をオープンする日がやってきた3年目の冬のとある日… 私が前回仕込んだ味噌の中でも一番楽しみにしていたのが、酒粕味噌。 想像では微かに酒粕の香りが漂いつつも麹の甘みがコクとして出て来てくれるのではないか!!🤗🤗 と期待満々で、蓋を開けてみたのですが!!! 結果は酒粕の匂いが強烈😰😰😢😢😢 The K.O. 敗因は、殺菌の為に蓋代わりにした酒粕は本来なら最後は取り除いたほうが良かったらしいのですが、面倒くさがってしまった私は天地返しの時、一緒に味噌に混

          私の原点回帰〜手作りの品だけで生きてみたい〜「手前味噌編③」