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勉強における自分の弱さについて

 こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。いきなりですが、先日、簿記3級をネット受験した所、不合格でした。
第1問:36/45 第2問:6/20 第3問:24/35 合計:66/100 でした。
 この結果を踏まえ、反省したいと思います。一応、手書きの反省ノートは大学受験期から作り続けているのですが、かなり悔しかったのでnoteでも改めて書くことにしました。駄文ですがよろしくお願いします。

なぜ不合格になったのか

 まず第1に勉強不足です。5月から始めた公認会計士受験。CPAさんの方で事前に提供されていた「入門シリーズ」を用いて勉強しましたが、振り返ってみると、講義を受け終わった自分に満足していたように思います。
 講義を受けたらその都度問題集を解き、「自分は完璧だ。」と錯覚。定期的なメンテナンスを行っていませんでした。改めて、公認会計士受験で大切なことは徹底的な復習だと実感しました。

 また、「公認会計士受験生である」という立場に甘えていたように思えます。実際に、簿記3級の対策は入門講義で扱った内容のみ。公認会計士受験では頻度が低く、簿記では頻度の高い論点である税金の扱い方についてはほとんど手を動かしていませんでした。第2問で点数が取れなかった理由はそこにあります。傾向と対策を分析しなかった自分に反省です。

 そして、模試・過去問を解いて満足していました。合格点である70点を取ったことに喜び、30点にはあまり触れない。無意識に働いていた自分の弱さを自覚しました。

 自分の弱さとは、見えない恐怖から逃げることです。

簿記に関してはどうするか

 簿記はネットでの申し込みをすることにより、いつでも受験することができます。そのため、もし自分が「簿記受験生」であれば即座に次の受験日を決定していたかと思います。
 しかし、自分が簿記を受験する理由は「資格を得ること」が第1目標ではありません。第1目標は「自分の立場を理解すること」です。

 今までの勉強は点数に結びつく知識なのか。簿記試験という実務的な試験をこなす応用力はついているのか。大学受験とは異なり、覚えたことがすべて今後にも生きてくる公認会計士試験では、CPAさんの答練と同様に有効な確認要素ではないかと考えています。
 そのため、夏休みが終わる8月に3級を再度受験したいと思います。CPAさんのレギュラー講義も慣れ始めるであろう時期。1週間の課題をこなす自分に満足するのではなく、技術として身に着けることを意識しながら夏を乗り越えたいと思います。

終わりに

 自分が高校弓道部の時、「才能が無い」と感じた為、師範に相談したことがあります。振り返ってみれば当たり前のことですが、その時師範に言われたのは「練習不足。身につくまで正しい射を引き続け、煩悩を捨てるまで体に馴染ませろ。」ということ。的に当てたいという煩悩を捨て、正射必中を目指す考え方は今の大学弓道にも生きています。
 この考えが勉強にも当てはまるな、と感じました。今まで勉強とは、『とにかく覚えたことのアウトプットをすれば良い』『公式を丸暗記して機械的に扱えば良い』ものだと思っていました。しかし、そうではない。学んだことを理解し、道具として使いこなすまでが基礎。その道具を組み合わせて使うことこそが応用。学習の整理法にも使えそうな発見でした。
 まずは、3級かつ公認会計士試験で出題されるであろう分野から不安なところを中心的に学習。入門講義で触れられていない分野についてはその都度自分で自学習。自信が出てきたら簿記2級の勉強にも着手。最終的には8月に絶対簿記3級に合格する。簿記資格についてはこの方向性で行きたいと思います。
 始まったばかりの公認会計士受験ですが、早速痛い目を見ました。立場に甘んじることなく、これからも勉強を継続していきたいと思います。

 長くなりましたが、お読みいただきありがとうございました。


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